太田は10月4日深夜放送のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)内で、「今度ね、白いご飯だけ持って玄関の前に立ってようかと思って。卵かけご飯ができるんじゃないですか」「生卵ぐらいじゃ俺の口はふさげねえけどな」と挑発的なギャグフレーズを発した。
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太田らしい切り返しと言えるが、過去にはネット上で殺害予告も受けている。事件が起こったのは2008年だった。太田は『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビ系)内で、ネット上の殺害予告に関する意見を述べた。当時は、この番組でも太田の様々な「物申す」スタンスが物議を醸していた。
この放送を受け、ネット上に太田への殺害予告が書き込まれ、太田側は警察に被害届を出したことで、IPアドレスが特定され本人の逮捕に至った。犯人として逮捕されたのは当時32歳の男性で、もともとハンドルネーム付きで太田への殺害予告を頻繁に書き込んでいる人物であり、ネット上では有名人でもあった。
さらに、犯人の男性は『たけしの日本教育白書2008』(フジテレビ系)にメールで謝罪文を送付し、それに対して太田らが意見する流れも組まれた。犯人の男性はお笑い企画の「熱湯コマーシャル」を引き合いに出し、「押すなよ! 絶対に押すなよ!」がフリであるように、太田の「『殺すと書くな!』という事は『殺すと書け!』というネタ振り」だと認識しており、「ユーモアの表現の一つ」だという主張が紹介された。これには太田は一定の理解を示しつつも、「殺意はあったと思う」とコメントした。また、当初は「直接対決」が番組ホームページで予告されていたため、肩透かしという声も聞かれた。
過去には発言から殺害予告も受けている太田だが、今回はユーモアで切り返す展開を見せた。今後の流れも気になるところだ。