『アンタウォッチマン』は毎回、一組の人気芸人を特集し、ネタの面白さや芸歴や知られざる過去などを分析し掘り下げていくトーク番組。番組名に名前を連ねるサンドウィッチマンとアンタッチャブルは、司会として各芸人の個性を聞き出し掘り下げていく役割を担っているのだが、一部では今回の枠移動は「打ち切りへのカウントダウンではないか」と噂になっているという。
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『アンタウォッチマン』は、2021年4月から『お笑い実力刃』という番組名でスタート。コンセプトは「実力派芸人たちの本気ネタを見せる」で、近年では珍しい正統派のネタ番組としてスタートした。だが、ネタ披露中心の構成は視聴者に受け入れられなかったのか、徐々によくある芸人同士のトーク番組化していき、今年4月には『アンタウォッチマン』として改題し、完全リニューアルしてしまった。
さらに、最近では「お笑い芸人」という根本のテーマすら投げ捨ててしまったのか、9月26日放送分では「ビー・バップ・ハイスクールSP」と題して、映画『ビー・バップ・ハイスクール』への愛を芸人たちが語る企画が放送されていた。
この内容に、ネットでは「もう芸人の話題ですらないじゃん」「なんでもありだな」「アメトーク化している」「もはやコンセプトがブレブレ」と厳しい声が相次いでいたのである。
また、「ビー・バップ・ハイスクールSP」以前から『アンタウォッチマン』にはネットで厳しい声が相次いでおり、「そもそもサンドウィッチマンとアンタッチャブルが噛み合ってない」「MC役ではサンドウィッチマンは実力不足」「企画力だけに頼り過ぎている」といった厳しい声も聞こえていた。
これからも悪評が続きそうな『アンタウォッチマン』。今回の枠移動は、テレ朝としても「最後のテコ入れ」ではないかと業界では噂になっているようだ。