この日『イッテQ』は人気企画の「出川女子会」のスピンオフで、デヴィ夫人を主役とした「デヴィ女子会」が行われ、デヴィ夫人・堀田茜・谷まりあ・箭内夢菜の4人がドバイへやって来た。物議を醸したのは、彼女らが2日目のロケで訪れたグランピング施設での罰ゲーム企画であった。
グランピング施設では、冷暖房・シャワー完備のドームテントで宿泊できる事になったのだが、泊まれるのは3名までで、罰ゲームに負けた1名は近くに設営したミニテントで宿泊しないといけないという。
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快適なドームテントでの宿泊を懸けて4人は、肺活量を競うゲーム(カシューナッツをストローで吸い、離れたお皿へ運ぶ)にチャレンジしたのだが、82歳の後期高齢者であるデヴィ夫人は当然、20代の他の女子メンバーに敵うはずもなく、一人負けをしてしまった。その結果、デヴィ夫人は豪華バーべキューの夕食もお預けされたうえ、過ごし辛いミニテントで、一晩明かさなくてはいけなくなってしまったのだ。
だが、ドバイの夜は気温が高く、非常に危険な状態になるため、デヴィ夫人は「これはダメですよ。無理ですよ」と番組ディレクターに抗議したほか、他のメンバーからも「82歳の方にはキツイと思います」といった心配の声が上がっていた。
結果的に番組ディレクターが彼女らの訴えを受け入れ、ディレクターがデヴィ夫人に直接謝罪する事になった。
デヴィ夫人の怒りは相当なものだったようで、「こんなバカな案(企画)を作ってきて」「これは人道に反します」とディレクターに土下座を強要。デヴィ夫人に逆らえないディレクターは「ご高齢の方に失礼な事をしたなと思っております」と砂利道に膝をつき、デヴィ夫人に謝罪するシーンが放送された。
ネットでは、ディレクターが土下座した事について、様々な声が挙がった。番組でも紹介されたように、ドバイの夜は非常に危険であり、「これはやりすぎ」「罰ゲームの必要あった?」とスタッフ側を非難する声のほか、土下座を強要したデヴィ夫人にも「今の時代の土下座強要はあり得ない」「さすがに気分が悪い」「デヴィ夫人もやりすぎでは?」といった非難の声もあった。
番組としては、罰ゲームで盛り上がりたかったのかもしれないが、結果的に誰も得をしない結末になってしまったようだ。