この日、番組では「約1100語が国語辞典から削除された件」という企画を放送。8年ぶりに『三省堂国語辞典』が改訂され、約1100語が削除され、約3500語が追加されたと紹介された。
また、スタジオでは削除された言葉の抜粋をまとめたフリップも登場。そこには「コギャル」「プロフ」「スペースシャトル」「タカラジェンヌ」「マイナスイオン」「垂直飛び」「ボイン」などが記載されていた。
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これにMCのマツコ・デラックスは「噓でしょ? ボインなくなっちゃったの」「プロフは!? プロフィールってフルで言うの?」など驚愕。同じくMCの関ジャニ∞の村上信五は「使われなくなってきてるからと、見なされたわけやから」とその理由について推測していた。
放送後、ネット上からは「プロフって現役で使ってるのに!」「タカラジェンヌが消えるのはなぜ?」「マイナスイオンとかまだ結構使うのに」といった疑問の声が集まっていた。
そんな中、飯間氏は22日深夜にツイッターでこの放送に言及し、「『こんな語が削られました』と紹介されて5分ほどで終わった。ところがツイッターでは『何でこの語が?』などと反響が大きい。辞書の削除方針について説明がないと誤解を招くので、画像を上げておきます」として、フリップに抜粋されていた言葉がなぜ削除されたのか簡単に説明する画像をアップ。
それによると、「コギャル」は「過去の風俗」、「プロフ」は「『プロフィール』の項目で略語形を説明」、「スペースシャトル」は「ミッション終了 歴史的な用語に」、「タカラジェンヌ」は「固有名詞を縮小する編集方針」、「マイナスイオン」は「疑似科学」、「垂直飛び」は「1999年のスポーツテストで削除」、「ボイン」は「性俗語を縮小する編集方針」とのこと。
飯間氏は放送に対し、「国語辞典の項目は『古いから削除する』という場合も多いですが、『固有名詞の項目を減らす』『別の項目の中で説明できる』など、種々の理由があります」と説明し、「そういう説明抜きに取り上げられると臆測や疑問を呼びます」と指摘。「三省堂の人々は企画段階で説明したことと思いますが、放送を見て落胆しているのでは?」と苦言を呈していた。
飯間氏の説明に、ネット上からは「納得した」という声が集まっていたが、一方で、「番組も理由説明すればいいのに」「これは『夜ふかし』が悪い」「なんでこんな説明省いて放送したんだ?」といった番組側への疑問の声も多く集まっていた。
記事内の引用について
飯間浩明公式ツイッターより https://twitter.com/IIMA_Hiroaki