この日、番組では帰省した実家でたくさん出される食事について、一部の人の間で負担になっていると紹介。また、街頭インタビューでの「こんなに食べられないけど、でもせっかく出してくれるから頑張ろう」「食べられない私たちが悪いみたいなふうに持っていかれちゃう」という声を伝えた。
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さらに番組VTRには教育評論家の親野智可等氏が音声出演し、「(食ハラに)当たりますよ」と指摘。例えば婚家への帰省で義理の親に「なんで食べられないの?」と言われると断りにくいとのこと。また、「食ハラ」の線引きについて「勧めるくらいならいいと思うんですよね。でも、言われた方が『やっぱりもうお腹いっぱいなので』って言ったらもうそれ以上言っちゃいけない」としていた。
しかし、この特集にネット上からは、「家族に対してハラスメントって…」「なんでもかんでもハラスメントにするのはどうなのか」「もはやハラスメントって言いたいだけ」「新しい言葉広めたいだけでは?」「これこそハラスメントハラスメント」というブーイングが集まっていた。
一方、VTR明け、谷原は「用意してもらう側と用意してあげる側のすれ違い」と指摘。自身は「用意してあげる側」だといい、「残されてもいいから、たくさん用意はしておいてあげたい。向こうからしたら、いっぱい用意されると残されるわけにはいかない」とこの現象が起きてしまう理由を説明した。
また、谷原は「その狭間で苦しむのは分かるんですけど、そういうことってずっとあることだと思うんです」と持論を展開。「専門家の皆さんには申し訳ないんですけど、それを『食ハラ』というふうにするのは、あんまりよくないんじゃないかなと思いますね」と、ハラスメント化することに苦言を呈していた。
この谷原の苦言にネット上からは、「いいこと言った!」「谷原さんの意見に納得」「なんでもかんでもハラスメントつければいいわけじゃない」「初めて谷原さんに共感した」といった賛同の声が集まっていた。