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巨人・阿部コーチに「責任をなすりつけるな」試合後コメントが物議 ビエイラの背信投球は首脳陣の自業自得と指摘も

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阿部慎之助コーチ

 21日に行われ、巨人が「1-3」で敗れたDeNA戦。救援登板した巨人・ビエイラに対する阿部慎之助一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチの苦言がネット上で物議を醸している。

 ビエイラはこの日「1-1」と同点の8回表に2番手として登板。しかし、1死から蝦名達夫、その後2死二塁から宮崎敏郎、桑原将志にそれぞれ四球を与え2死満塁のピンチを招くと、打席の神里和毅に2点タイムリーを浴びここで降板となった。

 「0.2回2失点・被安打1・四球3」の乱調で敗戦投手となったビエイラについて、阿部コーチは試合後に応じた取材の中で「終盤の四球はダメージも大きい」、「1つしか塁は進まないんだけど、二塁打を打たれたようなダメージ。それぐらい大きな心のダメージがある」とコメント。終盤まで接戦を演じていたチームの士気を乱す投球だったと苦言を呈したという。

 >>巨人・阿部二軍監督が井納に激怒「全てぶっ壊した」 試合後インタビューでの酷評が物議、炎上KOにファンも嘆き「このままだと2億円がドブ」<<

 阿部コーチのコメントを受け、ネット上には「勝負どころで制球乱して自爆は見てるファンとしても興ざめだった」と同調の声が挙がった一方で、「5日で4登板って酷使したせいだろ」、「雑な使い方した首脳陣も悪い、ビエイラにだけ責任をなすりつけるな」といった首脳陣批判も少なからず見られた。

 「今季のビエイラは成績不振で4月上旬に二軍降格となりましたが、二軍戦19登板で防御率『0.95』と結果を残したことで6月9日に一軍復帰し、復帰後初登板となった12日・楽天戦で『2回無失点・被安打0・3奪三振』と好投。すると首脳陣は翌日から4日間試合がなかったことも踏まえたのか、次カードの中日戦(17~19日)でビエイラを3連投起用。一般的に3連投は投手に大きな負担がかかるとされており、ビエイラも例に漏れず計『2.2回1失点・被安打5』とピリッとしなかったのですが、にもかかわらず首脳陣は21日の試合でもビエイラを投入しました。そのため、ファンの間では21日の炎上は酷使した首脳陣に非があると憤っているファンも少なからずいるようです。巨人は救援防御率がリーグ最下位(3.95)とブルペン不調に苦しんでいますが、それでも21日・8回表の場面は高梨雄平(防御率2.50)、高木京介(同日に今季初昇格/二軍防御率1.88)と投入できそうなリリーフは複数いたのですが…」(野球ライター)

 21日は9ゲーム差で追う首位ヤクルトの連勝が8でストップしたものの、最下位DeNAに敗れ差を詰められなかった2位巨人。ここから猛追を見せるためには、一投手に過度に負担がかからないような運用を考える必要もありそうだ。

文 / 柴田雅人

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