同事務所といえば2020年1月、『女性自身』(光文社)が小栗の社長就任の構想について報じており、社長・山本又一郎氏が同誌の直撃に対して報道を認めている。当時、就任時期こそ明かさなかったものの、小栗への信頼は確かなものであるようだ。そんな小栗も今年4月、ハーレム状態で酒を楽しむ姿が東谷氏に公にされたところだ。
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女性関係はさておき、小栗は役者論を語り出したらキリがないというほど、熱心なところが有名である。だが、名バイプレーヤーでおなじみの俳優・西村まさ彦とは“共演NG”だという。
今年2月、同誌は脚本家・三谷幸喜氏作品で現在放映中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に「常連が続々と登場するが、あの“看板俳優”は一向に登場する気配がない」と指摘。西村はこれまで、三谷氏が手がけた1994年のドラマ『古畑任三郎』、1995年の『王様のレストラン』(ともにフジテレビ系)など数多くの“三谷作品”に欠かせない存在である。
だが、同誌は西村が同大河に出演していない理由として、「ある事情があっていまだにオファーされていません」とNHK関係者の証言を掲載。そのワケは、「“座長”である小栗との因縁がある」と報じたのだ。
記事では、両者の知人による証言も掲載。知人は、2010年10月に小栗が自身の主演ドラマ『獣医ドリトル』(TBS系)で西村が第1話ゲストとして出演したことに触れ、「いくつか2人が絡むシーンがあったのですが、西村さんの演技は、小栗さんにとって“独りよがり”に見えた」と明かした。
知人によれば、小栗は西村が年上だからか面と向かって意見しなかったとしつつ、「西村さんの芝居には、最終話まで悪影響が出ましたよ。演技が乱されてしまいました」と、小栗が非常に憤っていたと語ったとしている。
また、同誌は小栗について、「撮影現場全体を俯瞰して見て気配りを欠かさない“座長”意識がとても強い人」と伝える一方で、西村は「昔から独特のペースで演技を組み立てる役者」と対比。このことから、小栗が西村の芝居に共演俳優を生かす気持ちが欠けているように感じたと報じ、以来、小栗は西村を“共演NG”としたとしている。
だが2014年、ドラマ『お家さん』(日本テレビ系)で両者は共演を果たした。しかし、両者はほとんど口も利かずに撮影を終えたと同誌は伝えている。
やはり、『獣医ドリトル』での確執が尾を引いたのか。一方で同誌は、西村が三谷氏とも“確執”を抱えているとしている。
「かつて、盟友の関係にあったという三谷氏と西村。ところが、西村の“不義理”に見える行動が度重なったとし、三谷氏は必然的に西村の起用を遠ざけたといいます。今回、西村が『鎌倉殿の13人』に出演していない理由は、小栗なのか三谷氏が原因なのかは不明ですが、『お家さん』で小栗とろくに話をしなかったともなれば、和解したとは考えにくいです」(芸能ライター)
真相は不明だが、視聴者からは西村の出演を心待ちにしている声が上がっているようだ。名俳優同士の“演技バトル”も見てみたいものだが。