「大学生の頃、私の周りには性に貪欲な友人がたくさんいました。よく、女同士で集まってそんな話をしていましたね。いろいろ過激な話もあったりして、とても楽しかったんです。
>>魚肉ソーセージを使って…~女がドン引く瞬間~<<
すごく年齢の離れた男性とだったり、筋肉ムキムキの男性とだったり、何も知らない未経験の男性とだったり、いろんな人との体験を赤裸々に語り合っていました。
その頃、みんなの間で共通してあった願望が、“大きい人としてみたい”でした。ようするに、馬並みの男性です」
願望は口に出した方が叶うとよく言われる。すると、その通り、彼女たちの願望通りの男性が現れたそうだ。
「ある男友だちから、“馬並みの友人がいる”という情報が入ってきました。別の大学の人らしく、とんでもないものを持っているとのことでした。友だちはみんな鼻息を荒げましたね。そこで、合コンを開いてもらうことになったんです。
参加したいという人が多く、5対5の合コンとなりました。居酒屋の個室に集まりましたが、男性陣が1人遅れてきているようで、9人でのスタート。
女性陣は、どの人がそうなんだろう…と詮索をしていました。すると、遅れていた男性が到着。その人を見て、女性たちは皆ハッとしました。男性の顔が、馬並みに長かったのです。あれはドン引きましたね」
情報が錯綜し、要望が歪んだ形で伝わってしまったのかもしれない。しかし、願望通りであった可能性もある。是非、実際にその目で確かめて欲しかったものだ。
写真・Karsun Designs