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【放送事故伝説】危険撮影の連発でプロデューサーが警察に出頭!?

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 ドラマやバラエティ番組などロケを行う際に必要になるのが「道路使用許可」である。交通の妨害になるような撮影をする場合、事前に地元の警察署に申請書を提出し、許可されれば撮影できる。

 道路使用許可の申請を怠ったとして、テレビ史を揺るがす大問題となったのが、1991(平成3)年のTBS系お正月番組『爆笑!迎春ぶっちぎり 所ジョージのオールスター自動車レース大賞』内で放送された企画「オールスターキャノンボール大会」である。

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 この大会には所ジョージを中心に三原じゅん子、ヒロミ、林家しん平などおよそ10人のタレントが参加。高速道路のサービスエリアでミニゲームをしながら目的地に着く速さを競うという、いかにもお正月番組らしい豪華な内容で放送された。

 ロケは前年(1990年)12月17日に行われ、10人のタレントが東京から首都高、常磐道を通り、茨城県土浦市のゴルフ場のゴールをめざした。

 ロケ地は公道であるため出演者は当然、安全運転を心掛けていたが、レースという建前上、今では考えられないが相手の車を追い抜こうとついスピードを出しすぎてしまう車が続出。一歩間違えれば事故になりそうなスリリングな内容となっていた。

 ロケは事故もなく、無事に1月2日のオンエアを迎えたのだが、放送後に「公道を使った危険なレースが放送されているが警察は許可をしたのか」と茨城県警にクレームの電話が入った。県警が調べたところ道路使用許可が下りておらず、警察への相談なしに撮影が行われていたことが発覚し大問題に。この不祥事は新聞沙汰になり、TBSも広報部を通じて謝罪。さらに、この番組のプロデューサーを担当していたテリー伊藤が警察へ出頭するという大きな騒ぎになった。

 番組のラストでは所ら出演者が「また次回をお楽しみに」と告げて終わったが、警察沙汰になったためか2回目が放送される事はなく、同番組は「伝説の特番」としてテレビファンの間で有名になった。

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