ピロキシーズは5日に「露西亜の諜報機関に通報された件について」という動画を公開。その中で、ロシアの新たな法律、いわゆる「フェイクニュース法」について言及。これはロシア軍や国家機密に対するフェイク情報、つまり西側諸国で報じられていることなどを発信した場合、最大で禁錮15年の刑罰が規定された法律で、海外に住んでいるロシア人も対象となる。
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小原は「実質的には戦争反対を訴えたりとか、そういうのも含まれる」と指摘。現在、二人はロシアのウクライナへの軍事侵攻を批判する発言を繰り返しており、ロシア国内に入った場合、逮捕される可能性もあるという。しかし、日本とロシアの間で犯罪者を引き渡す条約がないため、小原は「実質的に今何かされるかって言ったら、それはないかなという風に感じています」と明かしていた。
一方、小原はSNSのDMを通じ、FSB(ロシア連邦保安庁)に「通報した」と綴られた悪質なメッセージを受け取ったことを報告。DMには実際、ロシア語で書かれた通報内容も記されていたと言い、小原や中庭を「裏切者」と表現し、ロシア批判している動画について説明されていたという。
また、「親戚とかロシアにいるらしい」とも綴られており、FSBにその親戚に注意を勧める文章も書かれていたとのこと。小原は「私たち個人をもう通報するだなんだとかは、もう構わないんだけども、家族を巻き込んだようなやり方は、僕どうなんかなって思うのよね」と苦言。通報により、プーチン大統領批判をやめることはないと断言していた。
この動画のコメント欄には「二人の勇気に感動しました」「家族や親戚をネタにするなんて最低」「負けないで、正しい情報を発信続けてください」「あまり無理しないで」「二人は今の日本には大事な存在なので無理せず頑張れ」という声が集まっていた。
記事内の引用について
ピロキシーズ公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCcRECvixRcfUl2voNPW8wrA