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SNSの誹謗中傷で45歳投稿者が330万円支払い 39歳男性に対する虚偽の書き込み

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 静岡県浜松市の男性が、同菊川市に住む男性にSNSで誹謗中傷する情報を投稿され、名誉を傷つけられたとして訴えていた裁判が和解で決着したことが30日、わかった。

 発端は2020年7月、静岡県浜松市に住む39歳男性に対し、同菊川市在住の45歳男性がSNSに「感染流行地域に外出していた」などと虚偽の書き込みをしたこと。被害男性は書き込みを受け、脅迫電話がかかってくるようになった。そして、精神的苦痛を受けたとして、慰謝料を求め提訴していた。

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 書き込みをした男性は「ネットの情報から想像で書いてしまった」「こんなことになるとは思っていなかった」などと被害男性に直接謝罪。そして慰謝料330万円を支払うことで、和解したという。被害男性は「この結果がネット上の誹謗中傷の抑止につながってほしい」と話しているとのことだ。

 安易な誹謗中傷で330万円を失う形となった投稿者に、「自業自得の極みだけど、誹謗中傷をするような男なので、支払いが滞ったり逃げたりしないか心配」「330万を払うだけの能力があるということなのだろうか。それとも逃げることを視野に入れているのか」「45歳にもなって誹謗中傷で330万円を失う。情けないとしか言いようがない」と怒りの声が。

 また、「抑止力にはなると思うけれど、やっぱり匿名性の高い掲示板をなんとかしないと、根本的な解決にはならないと感じる」「330万は判例から見るとかなり重い気がする。今後の抑止力になることを期待したいけれど」「誹謗中傷された人物が訴えやすい社会になってほしい」などの声も上がっていた。

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