一方で、俳優・東出昌大は不倫騒動で事務所を“追放”されるはめとなった。今月15日、前事務所社長は「再生への道は頓挫」「怒りというよりも、徒労感と虚しさ」「これ以上 共に歩くことはできない」といった“追放宣言”を浴びせ、東出の今後の活動に暗雲が立ち込めている。
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2人の不倫劇は、2020年のスキャンダルの象徴となり、報道は過熱。だが、その“恩恵”を受けたのが女優・鈴木杏樹ではないだろうか。
同年2月、『週刊文春』(文藝春秋)は、鈴木と歌舞伎俳優・喜多村緑郎の不倫を報じた。同誌は、同年1月に昼過ぎから1時間半にわたる千葉市美浜区での海岸デートを激写。記事によれば、ハイボールをあおった喜多村が鈴木を抱き寄せ2人は人目もはばからずハグやキスを繰り返していたという。その後、鈴木が運転する高級外車で、同県内の格安ラブホテルに入っていったと報じ、不倫が明るみとなったのだ。
「鈴木は、1993年放送のドラマ『あすなろ白書』(フジテレビ系)でブレイク。一時期は“CM女王”の座に就くなど、今なお第一線で活躍しています。プライベートでは、1998年6月に外科医と結婚するも、2013年に死別。そんな鈴木が喜多村と出会ったのは2019年10月の京都・南座で催された舞台での共演だったのだとか。喜多村は、2013年に元宝塚歌劇団宙組トップスター・貴城けいと結婚していますが、鈴木との1カ月の公演の末に2019年の暮れごろから深い仲に発展したといいます」(芸能ライター)
2020年2月、同誌取材班は2人を直撃。鈴木はうろたえ、喜多村は「交際というか……」などと2人とも不倫を否定せず、言葉を濁すだけだったという。
報道直後の同月、双方の所属事務所は不倫の事実を認め、謝罪。一方で鈴木サイドは「今年に入って、お相手から独り身になるつもりでいるというお話があり、お付き合いを意識するようになりました」と付け加え、喜多村に離婚をほのめかされていたと主張。しかし、自身がパーソナリティーを務めるラジオ『鈴木杏樹のいってらっしゃい』(ニッポン放送)は降板へと至った。
「とはいえ約1カ月後の2020年3月には、出演を取りやめていた『オールナイトニッポン MUSIC10』(ニッポン放送)に復帰しています。この頃、新型コロナウイルスが日本に蔓延したことでメディアや世間はこの問題でもちきりとなり、鈴木の不倫は事務所の力もあってかフェードアウト。その後の2020年6月、渡部の不倫が大騒動へと発展。鈴木はテレビ出演が消滅して表舞台からは姿を消していましたが、そんななかの2020年12月、『ローカル路線バス乗り継ぎ旅Z』(テレビ東京)でしれっと復帰。以降は舞台や朗読劇、ドラマ出演をこなすなど順調に仕事が回復したとみられます」(前出・同)
一方の喜多村は活動を継続するも、2021年1月発売の『女性セブン』(小学館)では、仕事が激減し、母の経営する居魚屋でバイト生活を送っていたと報じている。夫婦仲の修復が難航といわれる中、同年11月には所属事務所を退所。徐々に活気を取り戻す鈴木とは明暗が分かれたようだ。
鈴木のスムーズな復帰に喜多村をはじめ、渡部と東出もうらやんでいることだろう。