>>39歳男、監禁し暴行した女性の手にナイフで「6」と刻む 数字の意味に恐怖の声<<
イギリス・バーミンガム州で、教師の39歳男が教え子の14歳少女と電話で偽の結婚の儀式をし、結婚したと思わせて性的暴行を加えた事件の裁判が行われ、男に判決が言い渡されたと海外ニュースサイト『Mirror』と『Birmingham Mail』などが1月6日までに報じた。
報道によると、男は2018年4月から5月の約1カ月の間に少女に性的暴行を加えていたという。回数や場所など詳細は伏せられている。2018年4月から5月のどこかの時点で、男は電話を通じて少女と結婚の儀式をした。少女は男と結婚したと思い込んでいたそうだ。男はこれを利用し、少女に性的暴行を加え続けた。なお、どのような結婚の儀式をしたのかは不明である。男は儀式をする前に、少女に宝石やスマートフォンをプレゼントし、少女の気を引いていた。
少女はたびたび男を「夫」と呼んでいた。不審に思った友人家族が事情を聞き、警察に行くように提案。少女は警察に相談した。警察は2018年5月、16歳未満の少女に性的虐待をした罪などで男を逮捕した。逮捕後に警察は、男と少女の間でやりとりされていた2000通以上の性的な内容を含むメッセージも発見したそうだ。
このほど事件の裁判が行われ、男には3年3カ月の刑務所行きが言い渡された。また教育庁によって男は生涯、教育現場に携わることができないことも決まった。
裁判では、詳細は不明なものの男が少女の家族に対し、何らかの形で継続的に危害を加えていたという証拠も提出されたそうだ。なお、少女は声明などは出しておらず、プライバシーの観点から少女が男に取った対応については伏せられている。また結婚の儀式は偽だったが、入籍届などは用意されていなかったとみられている。
このニュースが世界に広がるとネット上では「結婚したと思わせる手口が気持ち悪い」「生徒に手を出すなんて最低の教師」「電話で結婚だなんて信じるものなのか」「男のことを夫と呼ぶあたり、少女は完全に洗脳されていた」「結婚の儀式とはどのようなものなのか。電話でできる神聖な儀式が存在するのか」「14歳といえど、口がうまい大人が相手だったら言いくるめられることもあり得るだろう。結婚でさえも本当だと思ってしまう」「少女は脅しのようなものを受けていて、男に抵抗できなかったのかもしれない」などの声が挙がっていた。
少女の心を操った男の罪は重い。少女はもちろん、同じ学校の生徒など関係者の心のケアも必要になってくるだろう。
記事内の引用について
「Teacher banned from schools after sexually abusing girl, 14, he duped into a fake marriage」(Mirror)より
https://www.mirror.co.uk/news/uk-news/teacher-banned-schools-after-sexually-25872493
「Disgraced teacher who sexually abused girl, 14, he duped into a fake marriage is banned from schools」(Birmingham Mail)より
https://www.birminghammail.co.uk/news/midlands-news/disgraced-teacher-who-sexually-abused-22670177