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茂木健一郎氏、マスク着用は「日本の認知的脆弱性が表れている」指摘し賛否集まる

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茂木健一郎氏

 脳科学者の茂木健一郎氏が、ツイッターにマスク着用への疑問をつづり、賛否両論を集めている。

 ​>>茂木氏、鼻マスク受験生騒動に「別室への移動を促したのは誤判断」発言 「負けず嫌いすぎる」の声も<<​​​

 茂木氏は22日にツイッターに「相変わらず、いろいろなところでマスクの着用をよびかけるアナウンスや掲示がある」と言及。マスク着用について「個人的には全面的に従っている」としつつも、「内心、感染予防との関連については疑わしいと感じている」とつづった。

 さらに、茂木氏は「マスクを着けることが肌があれたりしてつらかったりする方々にとってはお気の毒だと想像する。そのような少数派とか、個人的な事情とかを考えずに『マスク着用、以上』とあたかもマナーのように強制し続けるのはいかにも日本らしい」とマスク着用の風潮に関し、批判的にコメント。

 また、「マスクさえ着けていれば安心安全というのは論理やエビデンスを精査しないで、すぐに無思考の世間的なマナーに転じる日本の認知的脆弱性が表れている」と指摘し、「着用がつらい方はお気の毒です。この国はそう簡単には変わりません」とつづっていた。

 しかし、このツイートに茂木氏の元には「むしろ安心安全というエビデンスがどこにある?」「マスクさえつけてれば安心なんて誰も言ってないし思ってない」「数ある対策のうちの一つなだけ」「少しでも感染のリスクを減らそうとしてるだけなのに」「一般庶民を見下すのもいい加減にして」という批判や苦言が殺到することに。

 一方、感染者数が収まっている現状、マスク着用での弊害も議論され始めていることもあり、茂木氏のツイートには「いつまでもマスクを着けてるのはコミュニケーションの疎外になりますね」「外すタイミングを考えるのも大事」「いつの間にか、マスクをするという手段が目的に変わってますね」というツイッターユーザーからの賛同も集まっていた。

 新型コロナウイルス感染者数が減少傾向にあっても、感染予防のためにいまだほとんどの人が着用しているマスク。マスク着用の是非を巡り、今後も議論が広がりそうだ。

記事内の引用について
茂木健一郎公式ツイッターより https://twitter.com/kenichiromogi

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