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京王線刺傷事件に「ジョーカーこそ規制するべき」木村太郎氏の発言が物議 宮根誠司も困惑?

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 11月7日に放送されたフジテレビ系の情報番組『Mr.サンデー』に出演したジャーナリスト・木村太郎氏の発言が物議を醸している。

 ​>>ひろゆき「社会にとって良くない」と糾弾 へずまりゅうと京王線事件を重ね本人も反論「不愉快です」<<​​​

 10月31日に京王線特急列車内で発生した刺傷事件を特集。番組では走行中の車内の状況や、殺人未遂容疑で逮捕された容疑者が犯行に至った背景などが放送された。

 物議を醸したのは、VTR終わりにコメントを求められた木村氏の一言だった。
 誰もが被害者になり得る電車内での犯罪からどう身を守るべきか聞かれた木村氏は「電車の防衛よりもね、これジョーカーの方が問題な気がするな」と指摘。事件当時、容疑者が仮装していたという映画『バットマン』シリーズに登場する敵役「ジョーカー」を規制するべきである、と持論を展開した。

 2012年公開の『バットマン』シリーズの映画『ダークナイト ライジング』の上映中、米コロラド州の映画館で神経科学を専攻していた大学院生が「俺はジョーカーだ!」と叫び映画内の銃撃シーンに合わせ、持っていた銃で観客を狙撃。死亡者12人、負傷者58人を出した。

 木村氏はこの事件を引き合いに出し、「今回のようなチンピラ(容疑者)ではなく大学院生の博士課程の24歳が犯罪を犯したんだ」と、若者に悪い影響を与える「ジョーカー」こそ規制するべきではないか、と熱弁した。

 MCの宮根誠司は「でもそれはエンターテインメントと現実を分けてもらわないと」「エンタメ自体が成立しなくなるから」と木村氏の「ジョーカーそのものを規制せよ」との考えに同意しない考えを見せた。

 木村氏の発言に視聴者は反発。「木村さんの意見には全く賛同できない」「映画が悪いってそりゃないでしょ」「宮根さんのいう通り映画なんだからさ」「問題は映画じゃなくて社会問題では?」といった声が相次いだ。

 なお「ジョーカーそのものを規制せよ」の意見だが、2019年の映画『ジョーカー』は過激な内容から日本国内ではR15指定され十分に規制されており、木村氏の指摘は的外れであるという声も。「木村さん絶対映画観てないでしょ」「ジョーカーはちゃんとルールに基づいて上映しているのに」といった指摘もあった。

 今回こそ大ピンチか……?

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