そんな小山田氏にまつわるある因縁が、ネット上で話題となっている。フリッパーズ・ギターを結成していた元相方の小沢健二氏の身に起きた出来事と、小山田氏のトラブルや不祥事が重なるというものだ。
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実際、今回小山田氏の騒動が発覚する前には、小沢氏が23歳年下のミュージシャンPORIN氏との深夜のホテル密会が『週刊文春』に報じられている。ネット上でも「小沢が不倫疑惑で話題になり、小山田は過去の蒸し返しで話題になり、なんかシンクロしてるの面白い」「この2人絶対何か持ってるよな」といった声が聞かれる。こうしたシンクロは、今回ばかりではない。
1995年3月に小沢氏は、女優の深津絵里との深夜の密会が『FOCUS』(新潮社)に報じられる。同年の8月に、今回の小山田氏の問題の中心となった雑誌『Quick Japan』(太田出版)第3号が発売されている。
さらに、小沢氏は2010年に約13年ぶりに活動を再開。その後、11年から12年にかけてもコンサートを行うなど積極的に動いていく。一方の小山田氏は12年にミュージシャンの嶺川貴子氏とひっそりと離婚を発表。この離婚劇は泥沼だったとも伝えられる。
小沢氏に何かが起こる時、小山田氏にもスキャンダルやトラブルが起こっているのだ。
フリッパーズ・ギターは1991年に解散。93年に小沢氏が『天気読み』でソロデビューを果たすと、小山田氏は「尾崎豊みたい」と否定的なコメントを寄せる。さらに、94年に小沢氏がスチャダラパーと『今夜はブギー・バック』を発表した翌95年に、小山田氏は同曲をカバー。小沢パートの歌い方が「悪意がある」と話題になった。こちらの一連の応答も、小沢氏から小山田氏の順番となっている。
フリッパーズ解散以降、両者は没交渉状態にあると伝えられる。だが、奇妙な一致を見せるシンクロは、たびたび起こっていると言えそうだ。