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歯科医のフリをして患者の歯を13本抜いた女を逮捕 歯科医院から現金を盗むなど余罪も

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画像はイメージです

 麻酔の注射に歯を削られる時の音などを思い出し、歯医者に行くのは気が重いと感じる人は少なくない。このたび歯医者に行くのが恐ろしくなるような事件が発生した。

 アメリカ・ネバダ州の歯科医院で、歯科医師免許のない歯科助手の女が、患者の歯を抜くなどして逮捕されたと海外ニュースサイト『Daily Mail』『New York Post』などが7月16日までに報じた。

 記事によると5月3日、同州の歯科医院内で警報装置が作動した。時間帯は不明だが、歯科医院の営業時間外であったという。警察が駆け付けると、入り口ドアが開いており、裏口の窓が割られ何者かが侵入した形跡があった。室内は荒らされた様子もなく、院内の引き出しから現金および小切手約250万円分が盗まれていたそうだ。

 ​>>歯科医の男、患者に性的暴行を加え逮捕 27歳から73歳までの女性被害者、約6年間で9人に及ぶ<<​​​

 約2カ月にわたる捜査で、容疑者として浮上したのは42歳の女だ。女は歯科医院の従業員で、歯科助手として働いている人物だ。なぜ女を容疑者としてマークしたのか警察は公表していない。「窃盗事件」の捜査の過程で警察は女が歯科医を装い、ある患者の歯を13本抜いていた事実を突き止めたようだ。

 警察は7月14日、女を重要参考人として事情聴取を実施。女は歯科医師免許がないにもかかわらず麻酔を使って患者の歯を抜いたことを認めたそうだ。警察は同日、女を医師法違反、窃盗など複数の容疑で逮捕した。窃盗事件についての女の認否は報じられていない。動機の解明に向けて、捜査は現在も続いているという。なお、女が歯科医院を解雇されたかなどの情報はない。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「これはひどい。歯を抜かれた患者は大丈夫だったのか?」「素人に歯を抜かれるなんて、想像しただけで痛みがする」「女が歯を抜いているとき、歯科医は何やっていた?」「アシスタントに丸投げの歯医者だったのだろう」「歯医者は女の行動を知っていたが、隠していたな。余罪もあるな」「普通、人の歯なんて怖くて抜けないし、抜きたくもない。女の気持ちが理解できない」「現金盗んで、歯も盗んだな。歯フェチか」「無断で歯を抜いたことがばれてクビにでもなって腹いせの窃盗なんだろうか」など様々な声が上がった。

 歯科助手なら助手としての仕事に専念してもらいたいものだ。どんな理由であれ歯を抜くような越権行為は許されるものではない。

記事内の引用について
Assistant, 42, is charged with impersonating a dentist to pull 13 teeth from a drugged patient and stealing $23K from the office(Daily Mail)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-9795087/Nevada-woman-accused-burglarizing-dental-office-pulling-13-teeth-one-patient.html
Dental office employee admits to pulling 13 teeth without license(New York Post)より
https://nypost.com/2021/07/16/dental-employee-charged-in-burglary-pulled-teeth-without-license/

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