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キャンプ引率の22歳女教師、同僚の女性を議論の末に殺害 「どちらが優れた教師か」で揉める

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画像はイメージです

 同僚をライバル視する人は少なくともいるだろうが、海外では2人の女教師がどちらの方がいい教師であるか議論を白熱させ、一方の女教師がもう一方の女教師を殺害する事件が起きた。

 ロシア・リペツク州で、サマーキャンプで子どもを引率する教師として雇われた22歳の女が、どちらの方がいい教師であるか口論になったことで同僚の20歳の女性を殺害したと海外ニュースサイト『The Daily Star』と『Daily Mail Online』などが6月22日までに報じた。

 報道によると、22歳の女と20歳の女性は学校の休暇中に開催されたサマーキャンプに参加する子どもたちの引率教師として雇われたという。サマーキャンプに参加した子どもたちの人数や年齢は明かされていない。22歳の女と20歳の女性は同じ大学に通っていたことがあり、サマーキャンプの引率教師として雇われる前から互いを知っていた。

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 サマーキャンプが行われた日の夜、子どもたちが就寝した後、2人は部屋で飲酒したという。2人は部屋を共有していて、部屋には2人以外に別の引率教師などはいなかった。飲酒を始めると、2人は「どちらの方が優れた教師であるか」議論をし始めた。議論が白熱したことで、22歳の女は20歳の女性の胸をナイフで刺したという。22歳の女がなぜナイフを持っていたのかは不明である。22歳の女は20歳の女性を刺すとすぐに救急車を呼んだ。通報を受け、救急隊が現場に到着したが、救急隊はその場で20歳の女性の死亡を確認したという。

 22歳の女はその後、警察によって拘束された。警察によると、22歳の女の証言などから2人は「どちらの方が優れた教師であるか」について議論をしたことは明らかになったものの、具体的な議論の内容は不明だという。22歳の女は警察の調べに対し、どちらの方が優れた教師であるか議論し、20歳の女性を刺したことは認めているものの、「なぜ同僚を殺したのか、酔っていて具体的には覚えていない」と話しているという。

 なお、サマーキャンプに参加した子どもたちは、誰も殺害現場を目撃することはなかった。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「どちらの方が優れているかで喧嘩になって人を殺すなんて最低すぎる。なぜそんな行為ができるのか」「引率教師として雇われたのに、夜に飲酒をしたことがそもそも良くない。責任感がない」「2人がどれほど親しかったかはわからないけど、もともと嫌い合っていてそれが酒によって露呈したのかも」「22歳の女は何らかの理由で20歳の女性に嫉妬していたのかもしれない」などの声が挙がっていた。

 子どもたちが現場を目撃しなかったことが幾らかの救いであるが、22歳の女の行為は、子どもを守る立場として自覚を欠いた幼稚で卑劣な犯行と言えよう。

記事内の引用について
「Teacher, 22, stabs colleague to death in late-night row over who was better at their job」(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/world-news/teacher-22-stabs-colleague-death-24372030
「Teacher stabs her colleague to death in a knife fight at Russian summer camp after the women argued over who was best at the job」(Daily Mail Online)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-9712195/Teacher-stabs-colleague-death-knife-fight-Russian-summer-camp.html

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