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五輪「キャラクター応援団」のアニメキャラに批判? 手塚るみ子氏が反論「開催の賛否に彼らを巻き込まないで」

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手塚るみ子

 東京オリンピックの「キャラクター応援団」を巡り、一部で批判の声が噴出している。

 今月24日、日本オリンピック委員会(JOC)の公式ツイッター上で発表された「キャラクター応援団」。応援団に参加しているのは、「鉄腕アトム」「美少女戦士セーラームーン」「クレヨンしんちゃん」「ONE PIECE」「NARUTO‐ナルト‐疾風伝」「妖怪ウォッチ」「ドラゴンボール超」「トロピカル~ジュ!プリキュア」のキャラクターとなっている。

 しかし、これについて一部ネット上で「アニメキャラを利用してる」「アニメ好きに媚び売ってる」「キャラを汚さないで」といった批判が噴出する事態に。その矛先はそれぞれのプロダクション側にも向いていた。

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 そうした批判を受け、鉄腕アトムの生みの親・手塚治虫さんの娘で手塚プロダクション取締役の手塚るみ子氏は28日に自身のツイッターを通じ、批判に対して「キャラクター応援団は東京オリ・パラが決まった後、まだコロナの脅威など想像すらされてない頃に契約されました」と説明。「今この状況になって開催に賛否があると思いますが、ビジネスとして役割を与えられた以上アトムは応援団として働きます」とした。

 さらに、るみ子氏は「アトムに限らずキャラクター応援団として契約されたキャラクターたちは同じ立場でしょう」と指摘。「自分に与えられた仕事をします。出場選手たちを応援します。開催の賛否に彼らを巻き込まないであげて下さい」と訴えていた。

 この投稿にネットからは「誰もこうなると思わないしね」「中止要求をキャラに八つ当たりするのは間違ってる」「この時期の批判はただの後出し」という賛同やエールなどが集まっていたが、一方るみ子氏の元にはツイッターユーザーから「批判されているのはキャラではなくプロダクション側では?」「そもそも責められてるのはアトムではない」という批判も寄せられている。

 しかし、キャラクター応援団がお披露目されたのは、2016年のリオデジャネイロオリンピック前のこと。批判に対しネットからは「最初は批判なんてしてなかったのに今になって気づいて批判って滑稽」「東京五輪に使われたらキャラが汚れるってどんな発想なの?」という呆れ声も集まっていた。

 なお、るみ子氏は29日に改めてツイッターを更新し、「本当の気持ちなんてこんな場で言えるわけがない」と意味深につづっていた。

記事内の引用について
手塚るみ子公式ツイッターより https://twitter.com/musicrobita

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