☆ルージュラテール
2021年6月20日(日)阪神第5R芝1600m戦に出走予定のルージュラテール。馬名の由来は「冠名+大地(仏)」。牝、栗毛、2019年4月14日生。栗東・矢作芳人厩舎。父ハーツクライ、母レッドメデューサ、母父Mr.Greeley。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額3000万円。半姉には19年マーメイドS(GIII)で2着となったレッドランディーニ(父ディープインパクト)がいる。本馬は胴が長めで父ハーツクライの血が出ているが、豊富な筋肉量は母系のミスタープロスペクターの血を受け継いでいる。胸前にも良質な筋肉がしっかりとついており、力強い走りが印象的。追い切りでは小気味の良いフットワークで楽に坂路を駆け上がっており、ポテンシャルの高さが窺える。評判馬が揃ったデビュー戦となるが、本馬なら十分勝ち負けになるだろう。なお、鞍上は藤岡康太騎手を予定している。
☆ゼファラス
2021年6月19日(土)東京第5R芝1600m戦に出走予定のゼファラス。馬名の由来は「ギリシア神話の西風の神様」。牡、鹿毛、2019年2月7日生。美浦・手塚貴久厩舎。父エピファネイア、母ツクバエルドラド、母父El Corredor。生産は新冠町・村上欽哉氏、馬主は落合幸弘氏。叔父には15年有馬記念(GI)や16年JC(GI)で2着に入ったサウンズオブアース(父ネオユニヴァース)がおり、半兄にはダートで2勝を挙げているマックスアン(父ネオユニヴァース)がいる。本馬の特徴は何と言っても体幹の強さ。追い切りの動きを見るとわかるが、バネがあり柔軟性に富んだバランスの良いブレのない走りをしている。筋肉量はこれからといった印象だが、ロベルト系で成長力があり将来性も十分。なお、鞍上には石川裕紀人騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。