ゲストが聞きたいことを持ち寄ってトークをする同番組。田中は、MCのさまぁ~ず(三村マサカズ、大竹一樹)とサブMCの平成ノブシコブシ・吉村崇に「何歳までお笑いをやると決めていますか?」とテーマを投げかけた。田中は“俺って70歳までテレビ出ているかな。どう考えてもその前に淘汰されるんじゃないか”と思うことがあるという。
大竹と三村は今年で54歳。三村は「意外と60歳は射程圏内というか。変わらずなんだろうなっていうのは見えてきているのよ。そうなると70も必然的に一緒なんじゃないかって思えてきて、80が(その年齢でお笑いをやっていることが)見えないかな」と述べた。理想として、80歳まで芸人をやりたいのか問われると、「俺はだけど、希望は街ブラしている人(出会う人)が全員年下(になるまで仕事をしたい)」と展望を語る。また、80歳でも活躍できるように、座ってトークする番組を今のうちからやっておくのも一つの手だとした。
「一方、現在45歳の山根は、40歳を超えたあたりから何を目標にして生きているのか分からないと明かしていました。子どもを育てるために頑張って仕事をしているが、若手の頃のように“テレビに出たい”などの具体的な目標がないとのこと。吉村や大竹から『重い』とのツッコミが入っていましたね」(芸能ライター)
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さまぁ~ずに目標はあるのか問うと、「目標を持ったことが1回もない」と大竹。ただし、お笑いを始めた頃は天下をめざしていたという。「その目標は今はもうない?」との質問には「諦めたかというと諦めたわけではない」とコメント。三村も「完全な天下はダウンタウンさんじゃん。同世代にダウンタウンさんがいちゃうから完全な天下は難しいけど、死んで評価されるタイプ」と語ってスタジオを笑いに包んだ。彼らが亡くなった後、改めてコントがテレビで流れ、孫世代に評価されると嬉しいと述べた。
このほか、「番組の視聴率が伸びず、リニューアルを提案された場合どうするのか?」というテーマで語り合う一幕も。大竹が「基本的には『変えない方がいいよ』っていう。これ(企画)が面白くて始まったのに」と明かすと、三村も「『延命で変えるなら、このまま変えないで死なせてくれ』って言う」と告白。番組演出に、本当にリニューアルの企画で番組をやりたいのか問うこともあると話していた。