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チュニジア人28歳男「抱きつきスリ」で4回目の逮捕 元妻も犯行に協力、酒に酔った人に声かける

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画像はイメージです

 宮崎県宮崎市で、酒に酔った男性2人から財布を盗んだとして10日、チュニジア人の28歳男と日本人の元妻の29歳女が窃盗の疑いで逮捕された。

 2人は2020年4月16日午前2時頃、宮崎市内の路上で、男が酒に酔った男性2人に路上で声をかけ、意気投合したように見せかけて抱き合った隙に、ポケットから合計4万8000円とキャッシュカードの入った財布を抜き取った。そして、女も犯行に協力した。

 男は同11月、北海道札幌市中央区の路上で20代女性に声をかけ、カバンから現金3万5000円を盗んだとして逮捕されており、余罪の捜査を進める中で、逮捕容疑の事件が発覚した。男は4回目の逮捕で、女は初めてだという。なお、2人はすでに離婚しているとのことだ。

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 2人のように、酒に酔った人物に声をかけ、感謝を装って抱きつく隙に財布を盗む手口は「抱きつきスリ」と呼ばれるもので、全国的に多々発生している。2019年には大阪府で、道を教えてもらい、1人が感謝の意を表すことを装い抱きつき、もう1人が高級腕時計を盗む事件が発生し、男6人が逮捕された。この6人は組織的に抱きつきスリを行っており、その被害額は約1,200万円にも及んでいる。

 現在でも「抱きつきスリ」は横行している模様で、注意を呼びかけている繁華街も多い。特に外国人の場合、抱きつきの文化があることから、注意が散漫になりやすい。現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、夜飲み歩くことが難しくなっているが、大都市に限らない地域でも被害を受ける可能性はあるため、注意が必要だ。

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