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『イッテQ!』あり得ないミスに「スタッフが酷い」「部員がかわいそう」批判 ロッチ中岡も説教

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 5月9日に日本テレビ系で放送された、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』のある企画での「不手際」が、ネットで物議を醸している。

 この日、『イッテQ!』はロッチの中岡創一のチャレンジ企画「ロッチ中岡のQtube」を放送。沖縄を舞台に、中岡が体を張った様々な企画が放送された。

 物議を醸したのは、ラストに放送された「キャプテンシー中岡」。鉄柱に「ドレミファソラシド」の音階が付いたベルを付け、ハンドボールのジャンプシュートで交響曲第9番を奏でるという企画で、沖縄県那覇市内の女子ハンドボール強豪校の協力を得て行われることになった。

 このベル付きの鉄柱は『イッテQ』スタッフの特注であったが、開始早々トラブルに見舞われた。ボールを投げるのは女子高生とは言っても、県内屈指の強豪校であり、ボールを当てると鉄柱が次々に折れてしまい、大きなタイムロスとなってしまった。

 さらに致命的となったのは、チャレンジ開始から5時間後、スタッフがセッティングする際に鉄柱に違う音階のベルを取り付けており、全く演奏になっていなかったことが判明。結果的に3つのベルを付け間違えていたことが発覚し、この日のロケは中断となった。

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 このあり得ない体たらくに、中岡はスタッフを外に呼び出し、「Qtubeチームの雑なところを高校生に見られたな」と軽く説教をするような展開となった。翌日はきちんとベルを付け直し、鉄柱もボールが当たるとしなる柔らかい素材に付け替えるなどし、問題なく行われたが、ネットでは「これはスタッフが酷い」「このミスはあり得ないだろ」「頑張っていたハンドボール部の女の子達が可哀そう」といった声が相次いだ。

 『イッテQ』と言えば、出演するタレントと共に登場するスタッフの個性が際立つ番組である一方、明らかな不手際も「笑い」に変えてしまう事が多い。だが、今回は番組に協力していた女子ハンドボール部の事もあり、より一層真摯な対応が必要だったかもしれない。

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