各紙によると、同映画は吉本興業と北海道下川町が連携したプロジェクトで、撮影資金はクラウドファンディングで集められ、主演の音楽ユニット・HONEBONEのボーカル・EMILY、共演のヒップホップグループ・DOBERMAN INFINITYのMCで劇団EXILEでも活動するSWAYも品川ともにイベントに出席し舞台あいさつ。
イベントには、クラウドファンディングに参加した観客が集まり、上映後はスタンディングオベーションが起こった。観客と一緒に見ていた品川は、「泣いちゃった。スタンディングオベーションは初めて」と感激したそう。
クラウドファンディングには、相方の庄司智春、ブラックマヨネーズの小杉竜一、キングコングの西野亮廣も参加し、リターンとして出演。しかし、品川は「ダイノジの大地(洋輔)さんも出してくれたんですけど、気付かなかったんです。だから(映画には)出てないんです」と申し訳なさそうに話したという。
>>『R-1』王者のクラファンが1,200万円達成! 炎上した芸人との違いは?<<
品川といえば、2006年に発売された自身の小説「ドロップ」を自身が監督を務め09年に公開したところ、興行収入19.5億円のヒット作となった。
11年にも自身の小説「漫才ギャング」を映画化し自らメガホンを取り、興収8.4億円。そして、14年公開の監督作「サンブンノイチ」は興収3.2億円だった。
「『ドロップ』が当たってすっかり天狗になってしまったが、作品を重ねるたびに数字がダウン。そのため、なかなか品川とタッグを組みたい映画会社がなく、今回の作品はクラウドファンディングで資金を集めることに。映画が好評なら、また、どこかの映画会社とタッグを組めるのでは」(映画業界関係者)
映画監督としてターニングポイントの作品となりそうだ。