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ドラマ『シグナル』特別編に「胸クソ悪い」「なかなかのクズ」と指摘 映画公開前に心配の声も?

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坂口健太郎

 スペシャルドラマ『シグナル長期未解決事件捜査班』(カンテレ・フジテレビ系)が30日に放送された。

 2018年4月期に連続ドラマとして放送されていた本作。主演の坂口健太郎演じる三枝健人は古い無線機で、熱血刑事・大山剛志(北村一輝)と時空を超えて通信できるようになり、互いに協力して未解決事件を解決していくというストーリー。4月2日には劇場版の公開も控えている。

 スペシャルドラマは、ある日、20年前に自殺した婚約者・上杉胡桃(桜井ユキ)が生きていると、カメラマンの武田寿士(古川雄輝)が訪ねてくるというストーリー。数日前、武田が2人の思い出の場所でカメラを構えると、レンズの向こうに年を重ねた胡桃がいたといい――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

 三枝らの捜査により、実は胡桃は20年前に建設会社社長の石川匠(青木崇高)に強姦され、その様子を録画されてしまっていたことが判明することに。胡桃がビデオを奪おうと石川の部屋に行った際、拳銃を見つけ、それを持って胡桃は逃亡。それに気づいた石川が奪い返しに来て、胡桃を殺害したかと思いきや、実はそれは胡桃の部屋に泊まっていた友人の秋川里保で、見つかった遺体は里保のものという展開が描かれた。

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 「その後、遺体は貯水池で腐乱死体として発見され、胡桃として処理されることに。しかし、胡桃はそれを黙ったまま、身寄りのいなかった里保になり替わり、ドイツに留学していたとのこと。2週間前に母の肝臓移植のドナーとして帰国していたことが判明しました。しかし、この事実に視聴者からは『親友がめちゃくちゃ可哀想』『胡桃、被害者面してるけどなかなかのクズだよね?』『自分のせいで殺された友だちの振りして生きていくって胸クソ悪いんだけど』という疑問の声が集まる事態になっています」(ドラマライター)

 最終的には大筋部分に謎を残し、劇場版を鑑賞したくなるような終わり方だったが――。

 「とは言え、石川も殺害後の胡桃の顔を確認しないという雑さが目立ったり、20年前の婚約者同士を演じていた古川雄輝、桜井ユキが30歳過ぎということもあり、『20年前の婚約者』という点に違和感を指摘する声も。視聴者から『辻褄を合わせるためにいろいろ雑過ぎた』『作り込みが適当』という呆れ声まで寄せられてしまいました」(同)

 果たして、劇場版ではこうした不評を挽回できるだろうか――。

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