本企画は現役東大生に対し、「勉強になると思う漫画作品」を挙げてもらい、ランキング形式にするというもので、高校生が東大入学をめざす『ドラゴン桜』(作:三田紀房)といった実務的なものから『三国志』(作:横山光輝)といった歴史物まで、数多くの作品がランクインした。
しかし、上位に「なぜこの作品が!?」と、理由を聞いても思わず視聴者が疑問を抱くような漫画作品も多くランキングされており、話題になっている。
東大生が「勉強になると思う漫画作品」として4位にランクインした『ONE PIECE』(作:尾田栄一郎)は、推薦したある東大生の話によると「世界の様々な国をモチーフにしている」とし、「世界の地理に興味を持つことができる」と解説していた。
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だが、ネットでは「東大生はモチーフになった国や場所がわかるだけで、『勉強になる』のとは違くない?」「架空の話なんだし『ONE PIECE』から地理の勉強に繋げるのは流石に無理あるんじゃない?」といった声が相次いでいた。
また、本ランキングの第1位は『ドラえもん』(藤子・F・不二雄)であり、こちらは推薦理由として「登場する秘密道具が理科への興味を抱かせる」、「ドラえもんの秘密道具には今のテクノロジーを予言したものもあり発想の基礎になる」といった声があったという。
だが、『ドラえもん』も言葉通りの「勉強になる」とはまた違う意味合いであり、ネットでは「テレビ朝日系だから『ドラえもん』が選ばれたのでは?」「全然納得がいかない」「『勉強になる』の理由付けとしては弱い気が」「単に『ドラえもん』しか知らないから名前を挙げたのでは?」といった声が相次いだ。
今度、ランキングを作る時はシンプルに「東大生の好きな漫画ランキング」や、「漫画好きの東大生が選ぶランキング」とかに限定した方がいいかもしれない……?