「仕事の中心は以前と同じようにテレビだが、紙媒体の仕事はなかなか受けなくなった。というのも、以前、たけしは紙媒体の仕事に対して、大手出版社以外は“温情”のような形でノーギャラで受けることも。ところが、再婚相手は金のことにきっちりしているので、当然、オファーも減ってしまった。また北野武監督として名を成したが、金と時間がかかるので映画はやめて、文学賞獲得のため、テレビ出演以外は執筆活動に専念している」(テレビ局関係者)
現在、たけしは「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ)、「奇跡体験!アンビリバボー」(フジテレビ)、「新・情報7DAYS ニュースキャスター」(TBS)など、在京の民放5局に各1本、計5本のレギュラーを抱えているが、驚くべきはそのギャラだ。
「1本400万円と言われ、タレントの中では段違いの最高ランク。売れていた時代にどんどんつり上がっていたので、いつの間にかそこまで達してしまった。離婚にたっぷり慰謝料を持って行かれたというが、5本で2000万円。ほかの特番やCMも入れたら年間で軽く10億円は超えている」(芸能記者)
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コロナ禍でテレビ各局の収益は激減。主にバラエティー番組の見直しに入っている局もあるが、ここに来て聞こえてこなくなってしまったのが、たけしの“リストラ説”だという。
「高額ギャラなので真っ先にリストラされてもおかしくないが、たけしの番組はロケ企画などがなく、コロナの影響をあまり受けない。『まる見え』や『アンビリバボー』は海外のVTRが中心なので制作費が安い。たけしのギャラが高額という状況は変わらず、ある程度視聴率も安定しているので、早々のリストラはなさそうだ」(先のテレビ局関係者)
まだしばらく、その高収入は安泰のようだ。