アメリカ・オレゴン州に住む男性が、妻の不倫相手であった医師の男性に対し、慰謝料などの賠償を求めて、裁判所に提訴したと海外ニュースサイト『New York Post』『Daily Mail』などが11月23日までに報じた。
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記事によると、47歳の男性は、2018年11月頃、精神的につらい症状が続き、かかりつけの男性医師(以下医師、年齢不詳)の元を訪れたという。男性には妻と2人の子どもがいた。男性は妻との関係がうまくいっておらず、このストレスが原因でうつの症状が出たようだ。医師からは、うつ症状を抑える薬の服用、および妻との関係改善のためにカウンセリングを受けるようアドバイスを受けたそうだ。
男性が医師のアドバイスを妻に報告したところ、妻は、この医師と数年間、不倫関係にあると男性に打ち明けた。医師は、男性家族のかかりつけ医であり、妻も子どもも、この医師が経営する診療所に通院していた。妻の浮気告白後、男性と妻の関係は修復不能な状態に。2019年に2人は離婚が成立。最近になって、男性は、結婚生活が破綻したのは医師の責任として、慰謝料など約3億円の損害賠償を求め、医師を提訴したという。訴えられた医師は、各社の取材申し込みに対し沈黙を貫いている。医師は既婚者で、看護師の妻や子どももいるという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「男性かわいそう」「患者と浮気するなんて、プロではない。医師免許を取り消しすべき」「男性は普通にハンサムだけど。妻にはお金持ちの医者の方が魅力的だったのかな」「医者はモテるし、看護師と浮気する生き物。不倫は普通で別に驚きはない」「男女の関係は2人にしか分からない。妻に嫌われることを男性もしていたはず」「3億円はスゴイ額だ」「男性は勝訴するでしょ。億万長者になれてうらやましい」など様々な声が上がった。
医者と患者が恋に落ちたり、不倫関係に陥る展開は、ドラマや小説の世界ではよくあることだが、現実の世界でも珍しくはないようだ。
日本国内では、女優の斉藤由貴が、50代の男性医師とW不倫をして世間を騒がせたニュースが記憶に新しいところだろう。2017年9月頃から男性医師との手つなぎデートが報じられ、斉藤が不倫を認めた一連の騒動だ。各社の報道によると、男性医師と斉藤は、主治医と患者という立場でありながら、5年前から関係を持っていたという。ともに妻子がいる立場のW不倫であったと伝えられている。
高須クリニックの高須克弥院長は、かかりつけ医に患者が恋するのは不思議なことではなく、ごく普通のことだと、WEBニュース『女子SPA!』の取材に対し語っている。同記事で高須院長は、「医師は愛情をもって、患者に誠心誠意尽くす。それで患者はかかりつけ医に恋をする。医者と患者はそういうもの。ただし、プロなら診察室のなかだけの疑似恋愛にとどめなきゃダメ。それができなかったのは医師として未熟」と、この不倫を断罪した。
斉藤と男性医師は、一連の騒動後に関係を解消。不倫相手の医師は、子どもが5人いるにもかかわらず、夫婦関係は破綻。離婚に至ったという。
不倫は人の人生を大きく変えてしまう。代償は計り知れないほど大きい。
記事内の引用について
Oregon man sues his family doctor for negligence after he sought treatment for depression fueled by his failing marriage - 'only to discover doctor was having affair with his wife'(Daily Mail)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-8978531/Oregon-man-sues-seeking-depression-treatment-doctor-having-affair-wife.html
Oregon man sues doctor for allegedly having an affair with his wife(New York Post)より
https://nypost.com/2020/11/22/oregon-man-sues-doctor-for-allegedly-having-an-affair-with-his-wife/
斉藤由貴の不倫相手は「医師として未熟だね!」と高須院長がズバリ言う理由(女子SPA!)より
https://joshi-spa.jp/756626