本作は『逃げるは恥だが役に立つ』、『アンナチュラル』(共にTBS系)で脚本を務めた野木亜紀子氏によるオリジナル作品だ。24時間というタイムリミットの中で犯人逮捕をめざす、「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」に招集された頭脳派隊員の志摩一未(星野源)と、運動神経は良いが自分が思うままに行動する隊員・伊吹藍(綾野剛)がバディを組み、数々の難事件に挑むというストーリーになっている。
>>『MIU404』のフェイクニュースがリアルで「めっちゃ怖い」の声、最終回の伏線も話題に<<
※以下、ネタバレを含む
前回の第10話では、志摩たちが謎のドラッグの商人・久住(菅田将暉)を追い詰めるも、久住が警察に爆破予告をして、爆破のフェイク映像を送って逃走。混乱の中、ベテラン機捜隊員の陣馬耕平(橋本じゅん)がドラッグの工場への張り込み中に、トラックにはねられるという怒涛の展開に。
視聴者からの「続きが気になる!」という声が挙がる中、志摩演じる星野のラジオでの発言が話題になっている。星野は自身がパーソナリティを務めるラジオ「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送系)の9月1日分の放送にて、本作の主題歌を担当する音楽家・米津玄師をゲストに招いてトークを展開した。ラジオ終盤、星野が最終回について、「きっちり、ちゃんとね。映画化とかに真相を残すとかしないですから。ちゃんと終わります!」ときっぱりと語り、番組は終了。
この星野の発言に、視聴者からは「きっぱり終わる!って潔くていいなあ」「続きは劇場で!ってパターンが嫌いだからうれしい」「俄然楽しみになってきた!早く放送始まらないかな~」という声が集まっている。一方で、「え、うそ。映画化してほしかった…」「スケール大きめな劇場版も見てみたい気持ちはあったな。何か複雑」「終わっちゃうの寂しすぎる。せめてスペシャル版でもいいから放送してほしい」という落胆の声も挙がっている。
さらに、本日最終話放送とのことで、SNS上では最終話の展開予想も繰り広げられている。その中でも伏線として注目されているのが、第10話で伊吹が言った「メケメケフェレット」という言葉だ。メケメケフェレットとは、志摩が久住を「メフィストフェレス(悪魔の名前)」と揶揄した際に、伊吹が聞き間違えて口に出したでたらめな言葉だ。伊吹はパソコンを通じて久住と対峙した際に、「メケメケフェレット!」と罵倒し、その言葉を聞いた久住が「なんやそれ」と検索するシーンも描かれていた。この一連のシーンを見た視聴者からは「検索履歴辿って久住の居場所を特定できるのでは?」と考察する声も多く寄せられていた。さらに、本作がサプライズゲストの登場が多いことから、「最終回は米津玄師が出ると予想」「アンナチュラルのメンバーとかも出て来そう」という予想の声も挙がっている。
果たして、本日放送の最終話はどのような結末を迎えるのだろうか。視聴者の考察や反響も合わせて注目したい。