このイベントは、「スペースシャワーTV」主催の野外ライブイベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2020 -25th ANNIVERSARY」が中止になったことを受けて企画されたもの。auが提供する次世代通信5Gを用い、クリアな映像と臨場感あふれる音質、複数のステージを行き来できるフェス仕様で、快適な“家フェス”を実現した。
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「フェスの配信は初めて」と話す高橋優は、ARとリアルをミックスしたステージでファンのコメントに答えた。ファンからの「優くんもCG?」という質問に「僕はCGじゃないです」、「シャツがかわいい」という称賛には、この日のために用意したお気に入りのシャツであることを明かすなど、軽快なトークで盛り上げた。
コロナ禍の渦中に生まれ、話題のセクシー女優・深田えいみがMVに出演していることでも知られる新曲「room」の弾き語りでは、「色っぽいアレンジ」、「肺活量がすごい」などのリアルな感想が寄せられた。最後に、「必ずみなさんと会って、生で音楽を届けられる日が来るように」との願いを込めて、代表曲「明日はきっといい日になる」を歌い上げた。
トリのKEYTALKは「MATSURI BAYASHI」「fiction escape」など5曲を披露。ギターの小野武正が「全世界のみなさんとシェアしています!」、「今ちょうど入場規制されてます!見れなかったみんな、ごめんね!」と妄想全開のMCを放てば、ドラムの八木優樹も放送ならぬ配信コードギリギリのトークで応戦。濃厚なグルーヴで「テンション上がる」、「“入場規制”笑った」、「最高の夏休み!」などガッチリとファンの心をつかみ、5G空間を制圧した。
この他に、次世代ピアノロックバンドとして注目度急上昇中のSHE’Sや阿部真央も出演。SHE’Sは、7月1日に発売したばかりのアルバム「Tragicomedy」から「Unforgive」や、「Your Song」などを立て続けに演奏した。「Blowing in the Wind」で歌詞が飛ぶなど、普段と勝手が違うライブに戸惑いながらも、「iPhone?アンドロイド?マック?Windows?」と果敢にコール&レスポンスにも挑み、オンラインならではの“ライブ感”を演出した。
ギター1本で登場した阿部真央は「デッドライン」や「モットー。」などを演奏。「普段はライブでやらない」と話す「嘘つき」の弾き語りでは、心のひだに染み入るような魂のこもった熱唱を聞かせた。