第2話は、キリシマ急便の得意先企業の炎上騒動に乗じて、経営コンサルタントとして源平(遠藤憲一)に近づこうとする竜一(玉木宏)。しかし、その企業の社員・砂川(今野浩喜)に、竜二(高橋一生)との会話を聞かれ、源平への復讐計画を知られてしまい――というストーリーが描かれた。
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テンポよくストーリーが進んでいく点が評価されている本作だが、一方ではツッコミも多く集まったという。
「亡き両親の仇を取るため整形までした竜一でしたが、たびたび詰めの甘さが露見。今話では、妹の美佐(松本穂香)の件で竜二と言い争いをし、源平への復讐にまで話が及んだタイミングで砂川に聞かれてしまうというガードの甘さが見られました。その他にも、秘密を知ってしまった砂川を殺す寸前まで脅したにも関わらず、あっさり自分の会社に迎え入れたり、竜一と竜二は秘密の関係のはずが、外で軽々しく名前を呼び合ったりなどしており、『行き当たりばったりすぎる』『もっとほかの人の目を警戒しなよ…』『計画が杜撰すぎてイライラする』といった困惑の声が集まっています」(ドラマライター)
復讐モノのドラマということで、08年のドラマ『流星の絆』(TBS系)、15年のドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)とも比較された本作だが――。
「2作はいずれも両親や恩人を殺した犯人が分からず、探し出す過程がメインで描かれましたが、本作では犯人は既に分かっており、竜一と竜二が社会的に少しずつ源平に近づいていき、復讐を果たそうというストーリーとなっています。しかし、竜一は前話で心臓発作を起こした男にわざと薬を渡さずに死なせており、今話では砂川を殺そうとする場面も。このような冷徹さを持ってるだけに、『源平殺せば話終わりじゃん』『犯人分かってるし回りくどいことしなくても…』といった声が。復讐モノと謳っているからこそのツッコミが寄せられていました」(同)
視聴率も大きく下がってしまった本作。果たして、ここから復活することはあるのだろうか――。