「この日は、同じくゲストに純烈のリーダー酒井一圭も登場。コロナの影響でスーパー銭湯などのイベントがすべてキャンセルとなっている現状を訴えた上で、YouTubeを頑張りたいと宣言したのです。ところが、カジサックは『このままだと100%失敗する』と断言。その理由として、まず『YouTubeはテレビと違って距離感の近さがいい』と述べ、『芸能人はどうしても(チャンネル名に)公式とかオフィシャルと付けがち』『さらに後ろにあるヘッダーという写真も宣材写真を使いがち』と、失敗しがちな傾向を語ったのです」(芸能ライター)
その上で、実際に純烈が開設しているYouTubeチャンネルを紹介。すると、チャンネル名が「JUNRETSU offcial」と、まさに彼が指摘した「オフィシャル」という名称が入っており、宣材写真もバッチリ使用。これについて、カジサックは「これが距離感を生む」「やらされてる感がハンパない」と一刀両断。まずは「チャンネル名を変えたほうがいい」とアドバイスしていたのだ。
そんな彼の努力を裏付けるように、現在カジサックのYouTube登録者数は200万人。そこに至るまでの道のりについて、「いやあ、まあ大変でした」と振り返った。確かに彼が2018年にYouTubeに参戦した当時は「芸人がYouTubeやるなんて」と白い目で見られ、さらに最初にアップした動画は「低評価」が3万8,000件だった。そこからの大逆転はまさに血のにじむような思いだっただろう。
だが、そんな彼が、さらなる必勝法を教えてくれた。こちらも誰もがマネできるわけではないが…
「僕は動画に届くユーザーからの3000件以上のコメントに、毎日1日3~5時間かけて返信してるんです。それを(YouTuber)デビューから今、1日も欠かさずにやっている。それをしていると、(ユーザーから)ちゃんとやってるなと思われて(信頼される)」(同)
これに対し、松本人志は「さすが専門家」とイジっていたが、彼がメインで出ていた『はねるのトびら』(フジテレビ系)を担当していたころより、収入が10倍と告げると、松本からは「はねすぎやろお前!」と軽く怒られていた。
SNS上では「コンサルやっててすごい」と、純烈に対してコンサルティングをしているカジサックに驚くとともに、「1日3000件のレスはほんとにすごい」「並大抵の努力じゃないなって。カジサックを見る目が変わった」と彼の努力を称える声が多く寄せられている。