「5月7日に成田空港東京税関の検査で、金沢容疑者宛てにアメリカから『MINAMI SAKURA』という偽名で送られた小包から錠剤型覚醒剤が見つかった。通報を受けた警視庁が中身をミントに入れ替えてそのまま発送し、泳がせて捜査を進めていたのです。国際郵便小包を受け取った金沢容疑者は、ナイフでビニール袋に入っていた錠剤3錠を取り出し、口の中に入れました」(捜査関係者)
その直後、部屋に警察の捜査員が踏み込んだという。
「捜査員が金沢容疑者の部屋に踏み込んだとき、ダイニングキッチンのテーブルの上には大量の錠剤や包装材、緩衝材が散乱していました。錠剤について捜査員が『これは何だ』と聞くと、金沢容疑者は『ミントです』と答えた。警察が入れ替えた錠剤がミントになっていたのを、口に入れて分かったようです」(同・関係者)
金沢容疑者は「アメリカのボーイフレンドから送られてきた。覚醒剤とは知らなかった」と容疑を否認しているという。
「しかし、その後の家宅捜索で部屋からは、白い粉末の付着した小分け用のビニール袋や注射器、ストロー状に丸めた紙幣などが見つかっている。過去にアメリカで大麻やコカインの使用経験があるとも言っています」(全国紙社会部記者)
金沢容疑者のいた両親名義のマンションは、都心の一等地で4億円前後という高値で取引されるという超高級レジデンスだ。
「金沢容疑者は中学生のときにアメリカに留学。現在はロサンゼルスの南カリフォルニア大学3年生のようです。父親は日本人、母親は外国人のハーフで、両親は外国在住みたいで、裕福な家庭で育ったようです」(同・記者)
セレブ女子大生の悪行に動揺を隠せない。