木村は5月24日に自身のインスタグラムに台本の写真をアップし、「そろそろ、ギアを入れて行かなくては……」と撮影への意欲を見せていた。また、撮影にあたっては、出演者・スタッフの安全ならびに収録現場における感染拡大防止のための制作ガイドラインに従う形をとるという。
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木村というと、1987年11月にジャニーズ事務所に入所し、男性アイドルグループSMAPを結成。91年9月発売のシングル『Can't Stop!! -LOVING-』でCDデビューした。グループの中でも中枢的な存在だった木村は、94年公開の映画『シュート!』に出演し、石原裕次郎新人賞を受賞。その後、数々のテレビドラマ、映画、CMなどに出演し、名俳優としての地位を築き上げた。16年12月、同グループは解散に至り、20年1月にはソロ歌手として新たなスタートを切っている。
かつては、“日本一モテる男”として名をはせた木村だけに、俳優としてのプライドも相応に高いようだ。だが、そんな木村を怒らせ、“共演NG”となったのが女優・井川遥だという。
「井川は、その昔“癒やし系”としてグラビアで人気を博し一世を風靡していました。タレント・明石家さんまと木村がW主演した2002年放送の月9ドラマ『空から降る一億の星』(フジテレビ系)に企業の会長令嬢役として井川も出演していたのですが、人気絶頂の井川は脇役にもかかわらずメディアに大きく取り上げられるほどチヤホヤされていたのです」(芸能ライター)
当時の井川は多忙を極め、スケジュール調整も困難をきたしていたほど。よって、ドラマの撮影は井川に合わせてスケジュールが組まれていたようだ。また、木村との絡みのシーンでは、井川に合わせて早朝に撮影が行われ、しゃくにさわった木村が「ったく、何様のつもりだよ?」などとスタッフに怒り心頭だったことが一部で報じられている。
それもそのはず、井川はモデルから転身したてで演技に関しては初心者同然だった。木村は、「演技がヘタクソすぎて、もう一緒に仕事をしたくない」と周囲にグチっていたようだ。さらには、出演者の顔合わせが井川のスケジュールに合わせられていたことを知った木村が激高したという。“天下のキムタク”のお怒りで、井川には“共演NG”が通告されたとされている。
だが、この出演のおかげで、井川は女優として頻繁に起用されるようになった。爆発的な人気と裏腹に決して演技がうまいとはいえなかったが、木村に嫉妬を抱かせイラつかせただけの存在感は確かなのであろう。
通告通りなのか以降、両者の共演は確認されていない。SMAP解散騒動時に木村は女優たちから総スカン状態だったことが報じられていたが、もはや井川の方こそ、お断りしたいくらいだったのではないだろうか。
私生活では2000年12月に歌手の工藤静香との結婚と工藤の妊娠を発表。20世紀最後の大物カップルとして大きな話題を集めた。そして、01年5月に長女でモデルのCocomiと、03年2月に次女でモデルのKōki,が誕生し、2児の父親である。
これまではご法度とされていたが木村は私生活をオープンにし、先月8日に開設したインスタグラムが話題になっている。かつてのアイドルは今なお第一線を駆け抜け続けている。再開するドラマが楽しみだ。