「稼働しているのはニュース・情報番組のチームのみ。ドラマやバラエティーは軒並み撮影・収録が中止になってしまった」(放送担当記者)
リモート出演に切り替えて対応する局もあれば、その状況を逆手にとって“リモート収録”するドラマもあった。
しかし、連日のように開催されていたイベントや会見はことごとく中止に追い込まれてしまったのだ。
「とにかく取材する現場がないので、芸能人たちのSNSでの発言を拾って記事にするのが日課になってしまった。とはいえ、そろそろこの体制も飽きてきたが、まだまだ人数が集まって密になる会見やイベントの開催は先になるだろう」(芸能記者)
多くの芸能人たちの収入が減ってしまったのは想像に難くないが、おそらく、収入減のダメージを最小限に抑えることができたのが、YouTubeで多くの登録者を抱える芸能人たち。
そんな芸能人たちの中でも、登録者が200万人を突破した女優でモデルの本田翼は思わず配信中に本音をこぼしたというのだ。
「5月の生配信中、本田は『オトナな話をすると、税金が怖いもんね。今月、先月稼いでないもの。全然』と本音をポロリ。たしかに、6月に入ると、昨年度分の稼ぎに対する住民税、マンションなどを所持していれば固定資産税の支払いが一気に来ます。毎月同じぐらい稼げると思って貯金していないと、払えない事態になってしまうでしょう」(個人事業主の顧客を多く抱える税理士)
雨上がり決死隊の宮迫博之、女優の川口春奈らは今年YouTuberデビューし広告収入でがっぽり稼いでいるはずだが、来年、驚くことになりそうだ。
「よほどうまく節税しないと、今年増えた分の稼ぎがそのまま増え、来年の税金が大幅に増える。そのあたり、大手だと事務所がちゃんと指導してくれるはずですが…」(同)
もはや、YouTubeの収入頼みの宮迫は要注意のようだ。