鳥谷は27日に54問の質問に回答した。この企画はファンサービスの一環として行われており、これまでは井口資仁監督、益田直也、石川歩、種市篤暉、荻野貴司、福田秀平、中村奨吾、藤岡裕大、田村龍弘、藤原恭大、佐々木朗希の各選手が回答。ファンから大きな反響を呼んでいる企画で、鳥谷は大トリを飾っている。
千葉ロッテマリーンズ広報室は「まだマリーンズファンの皆様は鳥谷選手がどのような選手か把握してない方も多いと思いますので、この機会に鳥谷選手を知ってもらう機会になればと思います。またタイガースファンの方にも喜んでもらえる内容になっていればいいなあとは思います」とコメントを出していたが、質問では古巣である阪神に関することにも言及した。
鳥谷はこう答えた。「マリーンズで、チームに貢献する姿をお見せすることがひとつの恩返しだと思っています。自分のプレーをする姿をお世話になった方々にお見せしたい。裏方、スタッフの皆様など多くの支えがあって、阪神タイガースの鳥谷敬が作り上げられた。そういう人たちの刺激となるようなプレーをグラウンドでお見せしたい」
「確かに交流戦はなくなり残念ではありますが、違う形での対戦はある。それは日本シリーズ。そのためにはまずマリーンズがパ・リーグで勝って、セ・リーグの勝者と戦うことができるチャンスをつかむ。その相手が、阪神タイガースという思い出のたくさん詰まったチームであれば、こんな最高な話はないと思っています」
今年から千葉に拠点を移した鳥谷は、古巣戦での活躍を胸に誓って、6月19日からのシーズン開幕に臨む。
(どら増田)