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木村はジャニーズ事務所に籍を置く最後の元SMAPメンバー。3月いっぱいで中居正広が退所したため、SMAP復活の日が来るなら、最大のキーマンになりそうだ。そんな木村と中居。高校時代から一緒だったという。
「スケートボーイズから選抜されたメンバーがSMAPとして活動すると、学業とアイドルの両立が難しくなりました。そこで、木村さんは千葉の犢橋高等学校から、神奈川県出身の中居さんは平塚学園高等学校から高校2年生のとき、ともに東京都立代々木高等学校に編入。試験日まで同じで、卒業まで同じクラスでもありました」(週刊誌の取材記者)
国民的アイドルとして不動の地位を築いたグループ5人のうち2人がクラスメイトだったとは、信じがたい確率だ。さらなる偶然でいえば、元SMAPでは稲垣吾郎と草彅剛が同じ堀越高等学校出身。稲垣が73年、草彅が翌74年生まれのため、学年は異なり、校内での接触はなかった。しかも、デビューと同時にロケットスタートだった稲垣は、多忙のあまり学業がおろそかになった。相反して草彅は、堀越賞(皆勤賞)を受賞したほど模範的な学生。言い換えれば、仕事がほとんどなかった。
トップアイドルの草彅が堀越賞を獲得したことは、のちに学生たちがほぼ知ることになった。高校1年生のとき、教師から聞かされたのは大人気声優の水樹奈々だ。その水樹と同じクラスだったのは、KinKi Kids・堂本剛だ。
水樹の本名は、近藤奈々。清楚で目立たないタイプで、高校時代は演歌歌手を目指していた。そのころ、剛はすでにトップアイドル。学校にあまり行けなかった。それでも修学旅行には参加して、集合写真に収まった。「近藤さん」が「水樹奈々」になったことを剛が知ったのは、なにげなく観ていたテレビ番組。演歌歌手志望の少女が紅白出場声優になっていたことを知り、その後の番組共演を経て、交流が始まった。
ジャニーズでは、期せずしてその堀越賞を獲れてしまった者もいる。生田斗真だ。
「生田さんはすでに芸能活動をしていたため、あえて堀越に入学しました。でも、仕事は減少。副委員長を務めた上、堀越賞まで獲得しました。そんな生田さんより地味でヒマだったクラスメイトが、元“国民の愛人”橋本マナミさん。目立たないおとなしい子だったので、愛人キャラで世に出たとき、生田さんは驚いたそうです」(前出・取材記者)
超多忙とヒマの組み合わせの堀越同級生といえば、V6・岡田准一と高橋一生だ。すでにV6だった岡田は学業に支障をきたす仕事量だったが、ヒマを見つけては髙橋の自宅で過ごした。そのころは俳優になって共演できる日を夢見ていたが、岡田が33歳のときに務めたNHK大河初主演作「軍師官兵衛」に、髙橋も出演。以降は同じ役者仲間として旧交を温めつつ、師範代のライセンスを持つ岡田が教える格闘技を髙橋が習った。山岳部に籍を置く“趣味友”でもある。
ジャニーズの高校生事情も、実に豪華で美しかった。
(伊藤由華)