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ドラマ『M』で話題の田中みな実、演じる役のモデルは? 怪演に注目集まる

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田中みな実

 新型コロナウイルスの影響で各局のドラマの初回放送が続々と延期になる中、18日にテレビ朝日系ドラマ「M 愛すべき人がいて」がスタートした。
 同ドラマは、歌手の浜崎あゆみが、育ての親で音楽プロデューサーのエイベックス・松浦勝人会長と交際していた過去を告白して話題となった、自伝的小説が原作。

 ドラマでは、浜崎がモデルとなっている歌姫・アユ役を歌手の安斉かれんが、松浦会長がモデルのプロデューサー・マサ役を俳優の三浦翔平がW主演で務めている。
 「安斉は演技経験がないこともあり棒演技だったが、逆に、それが素人同然だったころの浜崎みたいでハマっていた。三浦はもともと、演技がうまいわけではないが、それよりも、松浦会長本人と比べてビジュアル面であまりにも盛り過ぎ」(音楽業界関係者)

 2人の出会いからスタートし、今後は恋模様が描かれることになる同ドラマだが、登場した時点で強烈過ぎるインパクトを残したのが、ファースト写真集が60万部のヒット作となったフリーの田中みな実アナウンサー。
 田中アナが演じるのは、マサが設立したレコード会社の社員で、原作にはないマサの秘書・姫野礼香役。決して右目の眼帯を外さない謎めいた美女だが、既婚者のマサに対してストーカー並みの執着心で、愛するあまりマサがアユに肩入れするのが許せず、激しく嫉妬するとともに、姑息な手段でアユに嫌がらせをするという役どころだったが…。
 「眼帯姿がまるで『あしたのジョー』の丹下段平。そのビジュアルでマサに『あたしの目になってくれるって言ったわよね』と迫るなど、往年の『大映ドラマ』並のドロドロの情念むき出しの演技。ネット上ではその怪演を絶賛する声が飛び交った」(芸能記者)

 ドラマの脚本を手掛けるのは放送作家の鈴木おさむ氏。鈴木氏が手掛けた昨年夏配信のAbemaTVのドラマ「奪い愛、夏」で、田中アナは悪女役を開花させたが、第2話からは、同ドラマの主演を務めた水野美紀が登場。視聴者は2人の“怪演合戦”にクギ付けになりそうだ。

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