7日夕方、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出するに当たって行われた首相の会見。その中で安倍首相は、医療従事者に感謝の意を示すとともに、緊急事態宣言を出すに当たる決意を表明。現在、医療体制が逼迫している地域が生じているといい、オリンピック関係施設を改修し、800名規模で軽症者を受け入れる施設を整備する予定であることも明かしていた。
しかし、会見後、小柳はブログを更新し、この会見について「私が感じた印象は…『戦後最大の危機…』と仰った様に【緊急事態宣言】であるのに とても【緊急事態】には感じなかったと言う事です」と首相の会見に危機感や緊張感を感じなかったと苦言。さらに、「あんなに言葉数を並べては『1番伝えたい事』が伝わらない」と言い、「多方面から批判を受けたくない…自分を護りたい…心理なのか言葉を選び選び まるで自分の手柄とでも言わんばかり」、「正直言って喋りが下手だなとも思った」と批判した。
また小柳は、安倍首相にリーダー性を感じなかったとし、「この様な私達が経験した事のない緊急事態 好き嫌いは別として 田中角栄さんなら…小泉純一郎さんなら…どうしただろう」と歴代の首相の名前を挙げ、最後には、「とにもかくにも来月の6日迄は 集中して1人1人が自覚を持って行動しましょう 人を思う『愛』が今こそ大切です」と記していた。
しかし、この小柳の主張にネットからは、「喋りが下手とか、そんな揚げ足を取ってる場合じゃない」「今はスピーチの出来と中身は別で考える時だよ」「首相は芸人じゃない。ゆっくり喋るから手話とも字幕とも連動しやすかったし、いろんな人が理解しやすかった」という声が殺到。小柳への批判が相次いで聞かれていた。
もともと政府対応への批判の声も多く聞かれていたが、小柳の発言については揚げ足取りと感じた人も少なくなかったようだ。
記事内の引用について
小柳ルミ子公式ブログより https://ameblo.jp/rumiko-koyanagi/