新型コロナ感染拡大による外出自粛に伴い、ファンが自宅でも楽しめるようにと事務所が企画。メンバーたちは無観客の横浜アリーナのステージに立ち、櫻井翔は「卒業式ができなかったなんて人もいると思う。我々からの贈る言葉として」と桜の映像をバックに、「A・RA・SHI」など3曲をパフォーマンス。歌とダンスでコロナ対策の手洗いを推奨する楽曲「Wash Your Hands」も披露した。
嵐は昨年1月、本来ならば五輪イヤーであったはずの今年いっぱいでの活動休止を発表していた。しかし、コロナの影響で五輪が来年7月からの開催に延期が決定。NHKの東京オリンピック・パラリンピックのスペシャルナビゲーターを務めることが決まっていたが、同局は延期に伴い、引き続き嵐が務めることを発表していた。
「NHKからのオファーとあれば、それを受けないわけにもいかない。となると、ほぼ活動を“延期”することが決定。メンバーたちはそれぞれ活動休止後の青写真を描いていたはずだが、それが大幅に狂ってしまうことになる」(テレビ局関係者)
しかし、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、リーダーの大野智は何年も前から知人に「事務所を辞めたい」と口癖のように漏らし、20年いっぱいでの活動休止をようやく勝ち取ったのだとか。
もうこれ以上、活動休止の期間を延ばすと、大野本人の気持ちが持たないというのが、事務所やテレビ局関係者の共通認識だというのだ。
それでもNHKが嵐にこだわるのであれば、個々のメンバーにそれぞれ出演交渉するしかないが、結果的に大野次第となりかねず、大野へのプレッシャーが増しているという。
とはいえ、嵐の代役に匹敵するジャニーズタレントは見当たらないのが現状。このままだと、大野に耐え忍んでもらうしかなさそうだ。