小池百合子東京都知事が今週末の外出を自粛するよう要請したことにより、週末を前にしてお花見に行く人も少なくないが、そんな中、せんだは『グッディ!』にVTR出演。外出自粛要請について、「『自粛してくれ』って何を自粛するんですか? 熱があってだるかったら自粛しますよ。それまでは自粛は絶対にしません」と体調不良の自覚症状がない限り、外出などをやめないと明かした。
さらに、せんだは寄り合いや散歩など用事があれば出掛けると宣言し、「コロナを舐めてるわけじゃなくて、馬鹿にしているわけじゃなくて、軽く見てるわけじゃなくて、心まで深刻になって、“落ちたら”“萎縮したら”どうするのってことでしょ?」ときっぱり。「70過ぎの人が散歩して悪者にしてって、そんな国、我が国じゃないですよ」と行動的なシニア世代をバッシングするような世論に異論を呈し、「『元気なおじいちゃん』って声掛けてくれなきゃ。『負けないで、コロナに』と」と話していた。また、出掛ける理由については、「息が苦しくなっちゃって(外に)行っちゃうんです」「家にいたら身体が弱る。そういう年代になってる」と、健康のために外に出て歩き続けると話していた。
しかし、このせんだの発言に視聴者からは、「運動が心配なら家の中でできるエクササイズすればいい。みんなが我慢する時期なのに勝手すぎる」「こういう考えの人がいるから収束しない。最低すぎる」「我が国じゃないって…逆に感染して医療崩壊起こさせて国を潰したいとしか思えない」といった批判の声が相次いで聞かれた。
芸能界では、25日にお笑いタレントの志村けんが新型コロナウイルス感染していたことが判明したが、70歳の志村に比べてせんだは72歳と年上。実際にシニアの芸能人も感染しているという現状にも関わらず、頑なに自身の信念を崩さないことに対し、「同業の志村けんさんの事をどう思ってるんだろう…」「志村けんは重体なのに危機感持たないってどうかしてる」という呆れ声も聞かれていた。
自覚のない若者の外出を心配する声も聞かれているが、団塊世代であるせんだのこの声に苦言を呈す若者世代も多く見受けられた。