「知り合いのある男性は、いつも頭の良さそうな喋り方をするのですが、汎用性を凡庸性と言っていました。『あの商品は色々な使い方ができるから凡庸性が高いよね』と……。他にも『うろ覚え』を『うる覚え』と言ったり、『声を荒らげる』を『声を荒げる』とSNSで書いたり、よく間違えているので、残念な気持ちになります」
そんな孝子さんが経験した“他人の言い間違い”の中でも、特に嫌だったのが、過去の恋人の言動だという。
「過去、不快を通り越してショックだった言い間違いは、彼氏の言葉です。彼の家に泊まって、夜の営みをした時のこと。彼が私の上で昇天しようとしたその瞬間、『◯◯、イクよ……!!』と、私とは別の女性の名前を叫んだんです。彼は、発射した後に『ああ、ごめんごめん』と笑っていましたが、私はドン引きでしたね」
最悪なタイミングで言い間違いをされた孝子さん。彼には二度と間違えないよう釘を刺したそうだ。
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