「実は、今回告知として『ラストに重大発表あり』との予告をしていました。番組スタッフからすれば、スタート直後からさまぁ~ずと番組を守ってきた優香が、現場を離れる大きな節目となるため、盛大に送りたいという想いがあったのでしょうが、番組の“ライト”なファン、さらには、ほとんど観ない人にとっては、特に大きなことではありません。今回、『重大発表』と銘打っただけに、改めて番組に注目した人もいたことでしょう。この改編時期ということもあって、番組終了や時間帯の移動などを想定していた視聴者にとっては、肩透かしを感じたに違いありません。ネットでは、『重大発表がしょうもなさ過ぎた』『大した発表でもないし引っ張ってこのオチ。また色々言われそうだなあ』なんて声もありました」(テレビ誌ライター)
これまでも「重大発表」と煽るだけ煽って、インパクトの少ない告知をする番組は存在した。安住紳一郎アナウンサーが司会を務める『ぴったんこカン・カン』(TBS系)で、「重大発表」と告知した際、ネットでは「フリーに転身するのか?」と憶測が飛ぶ事態に。しかし、発表されたのは、安住アナが同局の東京五輪番組の司会をするというものだった。
さらに、嵐が活動休止を発表した直後も、『VS嵐』(フジテレビ系)で、「重大発表がある」と告知。蓋を開けると、『2019 FNS歌謡祭』の総合司会を相葉雅紀が務めるというものだった。番組終了など覚悟していたファンにとっては、怒りしかわかない手法であり、放送後、ネットは大荒れしてしまった。こうした他局の失敗を、テレビ朝日は学んでこなかったのだ。
「もちろん、ネットニュースなどで煽られすぎたところはあります。しかし、優香の妊娠はすでに報道されていたこと。もう少し程度を抑えないと、反感を買ってしまうのでは……と考えてほしかったですね」(同上)
優香の妊娠を祝福したい気持ちがあるだけに、今回の告知方法は残念だと感じた視聴者は多くいた。彼女が笑顔で帰って来られるように、もう一度番組づくりを見直してほしいものだ。