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『投資ジャーナル事件』中江滋樹元会長が死亡! 本誌記者に語った“倉田まり子”との関係。

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提供:週刊実話

「都内に住んでいることは書いていいが、どの方面だということは絶対に触れないでくれ」

 投資ジャーナル社の中江滋樹元会長(66)は、過去にこの条件で本誌の取材を受けてくれた。中江元会長は1980年代に一般投資家に株式投資を持ち掛け、巨額の金を騙し取ったとする「投資ジャーナル事件」の当事者だ。

 そんな中江元会長の“事故死”が報じられた。

 2月20日の午前8時15分ごろ、東京都葛飾区南水元にある2階建てアパートで火災があり、焼け跡から性別不明の焼死体が見つかった。

 警視庁亀有署が身元確認を進めたところ、契約者情報から中江元会長の可能性が浮上。その後、25日になって中江元会長本人と確認された。警視庁はタバコの火の不始末が原因と見て調べている。

 本誌が最後に会って話ができたのは、一昨年の夏だ。

「お金がないから買うことはできないが、最近、株の予測をやっている。それが当たるんだよ。投資ジャーナルのかつての部下ともたまに会っている」(中江元会長)

 中江元会長はここ数年、ギリギリの生活費で暮らしていると語っていた。蓄えはあるのかと聞くと、「そんなもの、あるわけないじゃないか。こうやって取材を受け、コメント料をもらっている」と一蹴された。

「親族や関係者など俺からカネをむしり取ったやつはゴマンといる。そういう連中のところにいけば、数千万にはなるけどさあ。もう、そんな元気もないしね。おたく(本誌記者)のようなオヤジと会って、暇つぶすのが仕事みたいなもんだ」(同)

 1984年には、当時、アイドルでタレントの倉田まり子と中江元会長のツーショット写真が『FRIDAY』の創刊号に掲載されたため、愛人関係なのではないかというウワサも持ち上がった。

「倉田とは4、5回デートしただけ。セックスはなし。あんな騒ぎになって、俺のことが週刊誌に出るたびに顔を出され、嫌な気になったろう。気の毒だった」(同)

 取材条件にあるように、住んでいる地域が特定されることを極端に嫌がる理由を、中江氏はこう語っていた。

「俺を恨んでいるやつは掃いて捨てるほどいるんだ。用心するに越したことはない」

 その意味で、遺体が性別不能になるくらい焼けていたのが気掛かりだ。果たして、謀殺の可能性はあるのだろうか。

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