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特選映画情報『エスケープ・ルーム』〜密室からの脱出を図るガテン系パツキン美女の奮闘!

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提供:週刊実話

配給//東京テアトル ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開
監督/アダム・ロビテル
出演/デボラ・アン・ウォール、テイラー・ラッセルほか

『ジュマンジ』シリーズと同じく“仮想現実”のような世界から必至に脱出しようとする男女を描いた不条理スリラーだが、コメディー調の『ジュマンジ』と違ってこちらはかなりシリアス・ホラー調なのが特徴か。まあ、私の場合、この手の作品を生かすも殺すも女優次第ということになる。その点、ヒロインのデボラ・アン・ウォールはポイント高い。他にも女優は出てくるが、もう彼女の“スイチ(1点勝負)”でイイや。高ポイントの理由は、元軍人ネーちゃんというガテン系の設定。タンクトップが似合いまくりで、巨乳とおぼしき胸元も見せつけ、大奮闘するところ。分かりやすいね。

 内気な女子大生ゾーイ(テイラー・ラッセル)、元陸軍女性兵士アマンダ(デボラ・アン・ウォール)ら男女6人は、謎の送り主から届いた招待状に応じて、賞金1万ドルの体験型脱出ゲームに参加することになる。いきなり外界から隔絶した部屋に閉じ込められた彼らは邪悪な罠に翻弄され、灼熱部屋、極寒部屋、幻覚部屋といった地獄ルーム群で悪戦苦闘する。やがてタイムリミットが迫る中、命懸けの脱出ゲームを強いられるが…。

 時代を反映してか、男性軍はそろいもそろってヘナチョコで、あまり頼りにならない。それを尻目に獅子奮迅するのが彼女。鍛え方が違うワよ、という設定だもの。このデボラ嬢、ルックスは若き日のニコール・キッドマンを思い切りガテン系グラマーにした感じ。特に、天地逆転部屋での両手または片手で決死のブラ下がりやジャンプを見せるシーンでの躍動感は、美女アスリートの競技を見る思い。肩幅も充実しており、俯瞰のカメラが捉えた肩肉はまさにゴチソウ。連動して揺れるパツキンのポニーテールがたまらん。

 彼女、ブルース・ウィリスと共演したサスペンス・アクション作『キリング・ショット』(11年)では、他のパツキン美女たちとレツを組む強盗トリオを演じていたが、今回は同道の実質主演だけに、さらにタフさが増量して頼もしい限り。後半、実は参加者全員が各々の大惨事の唯一の生き残りだったことが判明し、その因果関係は? 謎の主催者の狙いは? という展開になってゆく。さあデボラ嬢、ドースル、ドーナル?

 デボラ・アン・ウォール。イイ名前だ。しかと覚えたぞ。このままガテン系のタフな美女路線を貫いてほしい。その名に恥じず、ウォール(壁)を超えよ、とエールを送りたい。
 《映画評論家・秋本鉄次》

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