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槇原敬之容疑者の逮捕でダウンタウンとコラボしたあの名曲も聞けなくなる?

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ダウンタウン・松本人志、浜田雅功

 覚せい剤取締法違反などの容疑で逮捕されたミュージシャンの槙原敬之容疑者に関して、テレビなどでは楽曲を規制する動きが生じている。そこには、ダウンタウンとのコラボから生まれたあの名曲も含まれそうだ。

 松本人志が作詞し、槇原容疑者が作曲、歌唱を浜田雅功が務めた『チキンライス』である。松本が幼少期に家が貧乏だったため、外食へ行っても親を気づかい、安いチキンライスしか頼めなかった切ない思い出を描いたものである。松本から歌詞を受け取った時、槇原容疑者は涙を流したという。

 この名曲の誕生には、さまざまな布石があったと言えるだろう。槇原容疑者は普段は標準語を話すため、そうしたイメージがないが、大学進学までは大阪で過ごした関西人である。ダウンタウンが大阪で台頭してきた80年代の勢いを間近で見てきた存在であると言えるだろう。そのため、1994年に始まった『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)にも、初期から積極的に出演していた。松本は槇原容疑者のルックスを指し、「槇原出てきた時、度肝抜かれたけどな」とイジり、笑いを誘っていた。

 槇原容疑者は1999年に覚せい剤取締法違反で逮捕されるが、復帰後にもこの番組に出演し、トークがきっかけで『チキンライス』が誕生した。こうした番組のトークからは、小室哲哉氏プロデュースによるH Jungle with tの『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』も生まれており、名曲が多く誕生した番組だと言えるだろう。

 『チキンライス』は2004年の11月にクリスマスソングとして発売された。槇原容疑者は松本の作詞センスを、「クリスマスソングイコール恋愛ソングの常識を覆した」とミュージシャンの立場から高く評価していた。この楽曲はオリコンランキングでは2位を獲得する。このエピソードに関しては松本自身、2019年のツイートで「チキンライスは良い曲だ。1位になれず2位どまりだったのもチキンライスらしくて好きだ」と振り返っている。

 素朴ながらも味わいの深い曲が『チキンライス』と言えるだろう。ただ、槇原容疑者の逮捕で、この曲も幻となってしまいそうなのは何とも切ないものだ。

記事内の引用について
松本人志のツイッターより https://twitter.com/matsu_bouzu

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