引退前後は各番組に露出していた元貴乃花親方の貴乃花光司も、すっかり姿を見なくなってだいぶ経つ。そんな彼が、久々にバラエティに出演したのだ。
「29日放送の 『衝撃のアノ人に会ってみた!』(日本テレビ系)に出た彼は、19歳のとき、サイパン旅行の帰国の飛行機内で、妊娠中の女性を助けたことが紹介されていました。その女性が体調を崩した際、座席から運び出す作業を一人で行ったそうです。それから28年後、今回、番組の企画で彼女と感動の再会。その時お腹の中の子は残念ながら流産してしまったそうですが、女性はその後授かった男の子に貴乃花から一文字取り、『貴登』と命名したそうです」(芸能ライター)
その貴登さんには現在、結婚を考えている交際中の彼女がいるということで、「どうやってプロポーズしたらいいか」ということを貴乃花に質問。これに対して貴乃花は「私に質問しますか?私が一番答えちゃいけない」と笑いを誘っていた。
そんな久々のテレビ出演だったが、結局、貴乃花が今、何を仕事にしているのか、どんな活動には触れずじまいだった。
「彼は去年3月の『ザ・発言X』(日本テレビ系)で、絵本作家に転身することを明かしていました。原作を彼が手がけ、パラパラ漫画で有名な鉄拳がイラストを担当。その内容は主人公こそカエルになっているものの、ストーリーは父親を師匠に持ち、親子の縁が断絶した状態で相撲道を極めた彼の人生を思わせる物語でした」(同)
その番組で彼は、母・藤田紀子、兄・花田虎上についても言及。彼らに対し、「まず気持ちを伝えて。これから、ゆっくり、のんびり今まで出来なかった時代を過ごしたいなと思います」と抱負を述べていた。
また、同年4月の『直撃!シンソウ坂上SP』(フジテレビ系)では、元力士と大学を卒業したての新人マネージャーと、男3人で同居していることや、彼主催のもと、子どもたちに相撲文化を楽しんでもらうイベントなどが紹介されていた。SNS上では、久々の彼の笑顔に喜ぶユーザーも多かったが、今回の出演の意図は何だったのだろうか。