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痛み悩みの相談室 ウォーキングする際の注意点

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提供:週刊実話

 中高年になってから激しい運動をすると、酸素を吸いすぎて老化を早めてしまいます。そのため、健康のための運動としてはウォーキングが最も適していますが、何事も適度が大切です。

 かつては1日1万歩が目安とされていましたが、’16年に発行された青柳幸利氏の著書『やってはいけないウォーキング』(SB新書)では、群馬県中之条町の65歳以上の住民5000人を15年以上調査した結果、最も健康的な歩数は1日8000歩だということが分かっています。この8000歩の中に20分の早歩きタイムを取り入れることで、さらに効果が高まるとされています。

 中には、「たくさん歩いたほうがカロリーも消費して健康的なのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、1日1万歩以上歩くと免疫力が低下し、逆に病気のリスクが高まるともいわれています。そのため、最初は1日5000歩程度から始め、徐々に歩数を増やしていきましょう。ストイックにやりすぎず、雨の日や体調がよくない日、暑すぎたり、寒すぎたりする日は歩数を減らすのも、長続きさせるための大事なポイントの1つです。さらに、腕を大きく振ることで上半身を引き締めることができます。

 また、年齢とともに筋力や運動神経が落ちてきて、目も徐々に弱くなります。そうなると転倒しやすくなるので、眼鏡をかけるなどして、転ばないよう注意しましょう。
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監修/井尻慎一郎先生
井尻整形外科院長。医学博士。著書・監修書に『痛いところから分かる 骨・関節・神経の逆引診断事典』(創元社)、『筋肉のからくり 動かし方を変えるだけでコリと激痛が消える!』(宝島社)などがあるほか、論文、講演、テレビ出演などで活躍中。井尻整形外科HPはhttps://ijiri.jp

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