マークは、エドワード・ノートンの降板後にマーヴェル・スタジオからブルース・バナー役の話を持ちかけられたという。ショービズ・ニュースサイト、Deadline.comは、「マーヴェルと彼の新しいエージェント、ユナイテッド・タレントは、マークが『ジ・アベンジャーズ』の中の重要な役を演じる交渉の最終段階にいる」と伝えている。
今週初め、2008年に俳優業を引退し、ラッパーに転身すると言っていたホアキン・フェニックスがこの役を演じるのではとも伝えられていた。マーヴェル社の制作社長、ケヴィン・フェイジがエドワード・ノートンの態度を非難し、彼はこの役を降ろされた。また、マーヴェル社の声明として「我々は共同精神を持つ俳優を探していましたが、マークはまさしくエゴが感じられない気楽な性格で、かつシリアスな演技を兼ね備えたことでこの大役を任せました」と伝えられた。
マーティン・スコセッジの『シャッター・アイランド』、デビッド・フィンチャーの『ゾディアック』では素晴らしいパフォーマンスだったマーク・ラファロ、これらの演技からも「普通の人間が緑色の怪物に変身する感情の起伏」を上手に表現することを期待できそうだ。
2012年の『アベンジャーズ』の公開前には、クリス・エバンス(『ファンタスティック・フォー』)が演じる『キャプテン・アメリカ』が2011年7月22日から公開開始する。共演は、サミュエル・L・ジャクソン、トミー・リー・ジョーンズなど。また2011年5月6日からは、クリス・へムズワース(『スタートレック』)主演の『ソー』が公開される。共演は、ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンスなど。