search
とじる
トップ > レジャー > セントウルS追い切り ローレルゲレイロ不安なし

セントウルS追い切り ローレルゲレイロ不安なし

 今春、待望だったGI制覇にようやく手が届いたローレルゲレイロ。高松宮記念はスリープレスナイトの猛追を半馬身差しのいで逃げ切った。

 王者として挑む秋の戦い。もちろん、復帰戦といえどもGI馬らしい走り、そして結果を求められる。中途半端な仕上げでは出走できない。
 「放牧先から帰ってきたことは夏バテで体が減っていた。だから、この中間は馬体を戻すことに重点を置いてきたけど、先週の時点で464キロ。本番までには何とか回復できそうだね」と平岩厩務員はうなずいた。
 2日に栗東坂路で行われた1週前追い切りは、800メートルから50秒2、ラスト1F12秒8の一番時計をマークした。馬場のきれいな開門早々の午前5時に乗られたとはいえ、相変わらずのケイコ大将ぶりだ。
 「日曜日(6日)にも坂路で軽くやったけど、引っ張りきりで59秒3(800メートル)が出た。見た目以上に時計が出るのは調子がいい証拠。状態に関しては言うことない」

 今春の高松宮記念では9度目のGIチャンレンジでようやく念願を達成した。これからは挑戦者でなく、王者として受けて立つ戦いが待っている。秋の最大目標はもちろんスプリンターズSだが、前哨戦となるここでも不様な競馬はできない。
 「阪神との相性はいいし、少々の速いペースでハナを切ってもバテないのがこの馬の強み。何より次にGIを控えているだけに何とかいい形でスタートを切りたい」
 スプリント界制圧に向け、春の王者がいよいよ動き出す。

 【最終追いVTR】坂路で一杯に追われ、800メートル52秒2→37秒9→12秒4。攻め駆けするタイプらしく前半からスピードに乗った走りを見せた。追い出してからの反応もしっかりとしており、久々の不安は感じられない。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ